逆流性食道炎による歯の酸蝕をサンドイッチテクニック・ラミネートベニアで治療する
こんにちは。ラミスタ・アカデミーのディレクター、カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長です。
ラミスタ・アカデミーは、正しいラミネートベニアの
治療方法を歯科医師に教育するセミナーグループです。
私は最近、ラミネートベニアの教科書となる本を一冊出版しました。
『최소 삭제를 위한 라미네이트 임상』という本で
ラミネートベニア治療のための準備過程から
診断と治療、そしてセッティングと治療後の管理まで詳しく記述しました。
多様な症例と最高の写真で、歯科医師が
ラミネートベニア治療を準備する上で必ず必要な内容を盛り込みました。
今回、この本が米国アマゾンにも登録され、
米国や他の国で働いている
韓国人歯科医師の皆さんに大いに役立つことを期待しています。
今日お話しするテーマは、逆流性食道炎による歯の酸蝕です。
酸蝕した歯に対してラミネートベニア治療を行うケースです。
逆流性食道炎は胃酸が逆流することで問題が生じますが、
食道だけでなく口腔内にも胃酸が上がってきます。
繰り返し胃酸が逆流すると、強い酸によって歯も酸蝕されますが、
思った以上にかなり大きく破壊されます。
前歯2本が逆流性食道炎によって酸蝕されているのが分かります。
歯の内側の面まで酸蝕が進行していて、
審美的な問題だけでなく、歯の健康のためにも必ず治療をしなければなりません。
ほとんどの歯科医院では、このような場合オールセラミッククラウンを勧めることになります。
オールセラミッククラウンで治療をすると歯の切削量がかなり多くなりますが、
そうでなくてもすでに酸蝕によって歯がかなり損傷しているのに、
そこにさらに多くの歯の切削をすることになるため、かなり負担が生じます。
このような場合はラミネートベニア治療をするとよいのですが、ラミネートベニアは
一般的に歯の前面にのみ接着する方法なので、
歯の内側の面にまで問題が生じたときには、応用力が少し必要になります。
このようなときに使う方法が、ラミネートベニアのサンドイッチテクニックです。
ワックスアップによる精密診断を通じて歯の形を予測し、治療を進めていきます。
できればノンプレップラミネートベニアにしたいところですが、
酸蝕によって歯が非常に尖ってしまっている部分が多いため、
部分的に歯を丸くする必要があり、ある程度の切削が必要です。
ラミネートベニア治療のために、薄すぎたり鋭利だったりする部分を丸く整えました。
歯の内側に接着するラミネートベニアを製作します。
目に見えない部分ですが、天然歯のあらゆる解剖学的・形態学的な形をすべて反映します。
天然歯の内側の面を見ているかのような感覚になるように製作しました。
内側のラミネートベニアを接着した状態です。
この状態で再び型を取り、前面に接着するラミネートベニアを製作します。
ラミネートベニアを製作します。
こちらも天然歯の質感を生かす方式で製作します。
患者様ができる限り天然歯の質感が出て、
他の歯がかなり黄色みを帯びているため、その質感まですべて生かしたいとご希望だったので、
他の天然歯の色にしっかり合わせて製作しました。
このように逆流性食道炎によって歯の酸蝕が生じた場合の、
ラミネートベニアを前後に接着するサンドイッチテクニックについてご紹介しました。
6月と7月のセミナーのご案内です。
この記事は、カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長が診療室で書いた臨床記録で、原文は院長のブログに掲載されたものです。掲載写真は院長が施術した実際の症例です。治療結果は患者様お一人おひとりの状態により異なり、いかなる施術にも個人差や副作用の可能性があります。