多層ビルドアップ・ラミネートベニア

多層ビルドアップのラミネートベニア、
ワンデーと違う理由

4〜5種類の異なるセラミックパウダーを一層ずつ積み重ね、天然歯の透明感と色調を再現します。一層一層を手作業でビルドアップするため、周囲の歯と自然に調和します。

Multilayer Build-up Multilayer Build-up

Laminate Veneer

ラミネートベニアとは?

歯の表面に薄いセラミックを接着する治療です。色・形・大きさを改善し、最小限の侵襲で最大限の審美効果を得ることができます。

The Five Strata

一枚のラミネートベニアを構成する五つの層

天然歯の深みのある色は、一種類の材料からは生まれません。下地を覆うデンティンから切縁の透明感をつくる層まで、役割の異なるセラミックを順番に積み重ねます。

  1. 01

    オペークデンティン

    Opaque Dentin

    変色を遮り、ベースの色調を整える基底層

  2. 02

    ボディデンティン

    Body Dentin

    歯の主な色調を決める中心層

  3. 03

    エナメル

    Enamel

    天然歯表面の質感と光の特性を再現

  4. 04

    トランスルーセント

    Translucent

    切縁の透明感 — 自然さの核心

  5. 05

    グレーズ

    Glaze

    つやと表面の仕上げ

多層ビルドアップラミネートの層構造(イメージ写真)

Why Layers

なぜ層で積み重ねる必要があるのですか?

天然歯そのものが層構造だからです。内側の黄みを帯びた象牙質の上に半透明のエナメル質が重なり、光がこれらの層を透過・反射することで、天然歯特有の深みのある色が生まれます。一種類のセラミックから削り出したシェルはこの光学構造を持たず、表面の色を真似ることしかできません。多層ビルドアップは、象牙質の役割を持つ層とエナメル質の役割を持つ層を順番に積み重ね、色ではなく光の構造を再現する方法です。

Handmade

技工所に任せない理由

ドリーム歯科のラミネートベニアは、診断した本人が直接色を設計します。患者様の歯を直接見た者が積層してこそ、微細な色の違いを再現できるからです。

01

直接の色設計

診療室で観察した周囲の歯の色・透明感を、そのままレイヤー設計に反映します。

02

一人ひとりの築盛

既製ブロックを削り出す方式ではなく、患者様ごとの築盛製作です。

03

修正できる工程

試適(try-in)の段階で色と形を確認し、必要に応じて層単位で補正します。

Why Multilayer

製作方式の違い

区分 ワンデー / 単一セラミック 多層ビルドアップ(ドリーム歯科)
製作時間 20-30分 数日
セラミックの種類 1種類 4-5種類
透明感 なし 天然歯と同等
2本のみ施術の場合 目立つ 目立たない

Best For

多層ビルドアップが特に力を発揮するケース

すべてのラミネートベニアが多層である必要はないという意見もあります。しかし次のような場合には、層の違いがそのまま結果の違いとして表れます。

  • 1〜2本のみ施術し、隣の天然歯とすぐ比較されるケース
  • 切縁の透明感が見える若い歯の隣に立てるケース
  • 変色の遮断と自然な色調を同時に実現しなければならないケース
  • ワンデーラミネートの色に満足できず再治療するケース
  • 「白い歯」ではなく「もともと自分の歯のような歯」を望むケース

Six Steps of Making

一枚ができるまでの製作6ステップ

数日かかる理由はこの六つの段階にあります。全工程を院内の技工室で、患者様の歯を直接見た者の手で行います。

  1. 01

    シェードの観察・記録

    診療室で周囲の歯の色・透明感・質感を観察し、写真とシェードガイドで記録します。

  2. 02

    模型上での設計

    作業模型の上でシェルの形態と厚みの配分を設計します。層ごとの配合計画もこの段階で決まります。

  3. 03

    層ごとの築盛

    オペークデンティンからトランスルーセントまで、役割の異なるセラミックパウダーを筆で一層ずつ積み重ねます。

  4. 04

    焼成

    築盛したセラミックを高温で焼き、強度と色を安定させます。層を重ねるたびに繰り返します。

  5. 05

    形態・質感の彫刻

    天然歯の表面の筋やラインアングルを彫刻し、光が実際の歯のように反射するよう整えます。

  6. 06

    グレーズ・研磨

    つやを与えて表面を仕上げ、試適での最終確認に備えます。

Thickness

0.5mmの中に五つの層を収める厚み設計

ラミネートシェルの全体の厚みは通常0.3〜0.7mmです。その薄い空間の中に、下地を覆う層から透明感を出す層までを配分するため、一層あたりに使える厚みは髪の毛数本分に過ぎません。変色が強い歯ならオペークデンティンに厚みを多く割り当てて遮断力を確保し、もともと色の良い歯ならエナメル・トランスルーセント層に厚みを集めて透明感を生かします。同じ五つの層でも歯ごとに配分が変わる理由であり、この配分計画がそのまま切削量の設計につながります。

変色した歯

遮断層に厚みを多めに配分 — 下地の色を覆いながらも灰色がかって見えないよう配合を調整します。

明るく若い歯

透明層を中心に配分 — 切縁のガラス質の透明感を生かし、隣の歯と見分けがつかないようにします。

切削量との関係

層の配分計画が先に立ってこそ、必要な最小限の切削量が決まります。厚み設計なしに一律に削ることはありません。

Process

製作プロセス

セラミックパウダーの手作業による築盛
セラミックパウダーの手作業による築盛
レイヤーごとの色調ビルドアップ
レイヤーごとの色調ビルドアップ
完成した多層ラミネートベニア
完成した多層ラミネートベニア

FAQ

よくあるご質問

01 ラミネートベニアの寿命はどのくらいですか?

お手入れや使用習慣によって異なりますが、多層ビルドアップ方式のラミネートベニアは適切なケアにより長く維持されます。定期的な検診をおすすめします。

02 削らないラミネート(ノンプレップ)の条件は何ですか?

歯が小さく、歯並びが整っていて、突出していない場合に適用できます。正確な判断は診断の後にご案内いたします。

03 ワンデーとビルドアップの違いは何ですか?

ワンデーは単一のセラミックで素早く製作しますが、ビルドアップは4〜5種類のセラミックを一層ずつ積み重ね、天然歯と同等の透明感と色調を再現します。

04 2本だけでも自然に仕上がりますか?

多層ビルドアップ方式は、周囲の天然歯との調和を最優先にします。2本だけの施術でも目立たないことが、ドリーム歯科の強みです。

05 50〜60代でもラミネートベニアはできますか?

可能です。加齢によるエナメル質の喪失、変色、摩耗などをラミネートベニアで改善し、自然で健康的な歯へと回復させることができます。

06 既存のラミネートベニアの再治療もできますか?

既存のラミネートベニアの変色、破折、仕上がりへのご不満などによる再治療が可能です。現在の状態を精密に診断した上で、最適な方法をご案内いたします。

07 ラミネートベニアの費用はいくらですか?

ドリーム歯科のラミネートベニアは1本あたり₩1,300,000(税別)です。前歯部オールセラミッククラウン₩1,300,000、セラミッククラウン₩700,000など、保険適用外(自由診療)の費用はホームページの料金案内でご確認いただけます。歯の状態や治療範囲によって異なる場合があります。

08 製作に数日かかるのはなぜですか?

層を一つ積むたびに高温での焼成が必要で、シェードの観察・築盛・彫刻・グレーズまでの六つの段階がすべて手作業だからです。この時間が、単一セラミックでは出せない透明感と深みを生み出します。

09 長石系(フェルドスパー)セラミックとは何ですか?

天然歯のエナメル質に最も近い光学特性を持つとされる伝統的な陶材で、薄く積み上げる築盛製作に適しています。ドリーム歯科が多層ビルドアップに使用する材料で、機械で削り出すブロックセラミックと異なり、層ごとの色表現が可能です。

010 多層ビルドアップのラミネートベニアも後で変色しますか?

陶材は色が変わりにくい材料です。表面のグレーズ層が着色を抑えるため、コーヒーやお茶を飲んでも天然歯より着色に強い傾向があります。ただし接着境界部は年月とともにわずかに染まることがあり、定期検診の研磨でケアします。

011 歯はどのくらい削りますか?

層の配分計画に基づき、必要な分だけ決めます。通常は0.3〜0.7mmの範囲で、歯が小さい場合や内側に入っている場合は、削らずに進めるノンプレップのラミネートも可能です。一律の切削ではなく、歯ごとの厚み設計が先です。

012 完成まで何回通院しますか?

通常、診断・シェード観察で1回、試適と接着で1〜2回で完了します。製作期間の数日は院内技工のスケジュールのため通院は不要で、試適で色や形にご満足いただけない場合は、接着の前に層単位で修正します。

013 試適(try-in)の段階では何を確認しますか?

接着の前にシェルを仮に載せ、色・形・長さ・発音を実際のお口の中で確認する段階です。自然光と室内光の下で一緒に確認し、気になる部分は層単位で修正してからのみ接着へ進みます。急がないことが原則です。

014 シェード(色)はどのように決めますか?

シェードガイドで周囲の歯や肌のトーンと比較しながら、一緒に決めていきます。写真記録と診療室での観察をもとに層ごとの配合を設計するため、「白く」ではなく「何番の色で、どの程度の透明感か」まで具体化されます。

015 多層ビルドアップのラミネートベニアが欠けたら修理できますか?

小さなチッピングは研磨やリペアで回復することが多く、破折が大きい場合は該当の歯のみ再製作します。院内技工室にシェードの記録が残っているため、1本だけ作り直しても色を合わせることができます。

016 写真や暗い照明の下でも自然に見えますか?

天然歯のように層を透過・反射する光の構造を再現するため、カメラのフラッシュや暗い照明でも単一セラミックのように白く浮かず、周囲の歯と同じ質感に見えることを目指します。試適で複数の照明の下で確認します。

017 多層ビルドアップはどの歯科医院でも受けられますか?

築盛(ビルドアップ)製作は、セラミックを層で積み上げる手作業の技術と院内技工の環境が揃って初めて可能な方式のため、ミリング装置で削り出すワンデー方式に比べ、提供している医院は限られます。カウンセリングの際に、製作方式が何かを確認されることをおすすめします。

018 歯の表面の筋(質感)も再現されますか?

はい。天然歯表面の微細な凹凸や筋が光の反射をつくるため、彫刻の段階で周囲の歯の質感を観察して同じ筋に整え、グレーズでつやの度合いまで合わせます。ただ滑らかなだけの表面は、かえって人工的に見えます。

019 ラミネートベニアの上手な歯科はどのように確認できますか?

広告の文句よりも、検証できる記録をご覧になることをおすすめします。ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長は、韓国初のラミネート臨床教科書(大韓ナレ出版社、2025)の著者であり、韓国接着歯科学会の教育理事として、ラミスタ・アカデミーで歯科医師向けの定期セミナーを第15回まで行ってきました — 学会の役員名簿や歯科専門誌の報道で確認できる経歴です。さらに、治療前の診断資料(写真・模型・切削量の計算)を直接見せてくれるか、再治療まで扱っているかを併せてご確認ください。

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