欠けた・すり減った歯

欠けた前歯・すり減った歯を、
ラミネートで修復

欠けた角や、すり減って短くなった前歯は、老けて見える印象の大きな原因です。ドリーム歯科は失われた長さと形をセラミックで修復しながら、再び欠けないよう摩耗の原因まで併せて診断します。

セラミックブロック — 一日で完成する修復物 PORCELAIN VENEER

Chipped & Worn

歯はなぜ短くなるのでしょうか?

前歯の薄い切端は外傷で欠けることもありますが、歯ぎしり・食いしばりの癖、酸っぱい食べ物や逆流性食道炎による酸蝕で、少しずつすり減って短くなることもあります。エナメル質は自然に再生しないため、失われた形は修復で取り戻す必要があります。

Indications

こんな歯に修復をおすすめします

  • ぶつけたり硬い物を噛んで前歯の角が欠けた場合
  • 歯ぎしり・食いしばりで前歯が目に見えて短くなった場合
  • 切端が薄くなり、先端が透けて見えたり細かくひび割れた場合
  • 酸性の飲食物を好み、歯の表面がえぐれた場合
  • 前歯が短くなり、笑ったときに歯があまり見えない場合
マイクロスコープ — 大きく見るほど、削る量は少なくなります
マイクロスコープ — 大きく見るほど、削る量は少なくなります

欠けた部分だけをレジンで埋めると、変色しやすく再び外れやすいものです。ラミネートは切端全体をセラミックで包み込み、形と強度を同時に修復するアプローチです。

How It Works

形態修復の設計ポイント

単に長くするのではなく、お顔や唇に調和する長さを見つけることが核心です。

01

本来の長さの再構成

摩耗前の歯の比率を逆算し、唇のラインや発音まで考慮して取り戻す長さを決めます。

02

摩耗原因の診断

歯ぎしりや咬合の干渉が原因なら、修復だけでは再び欠けることがあります — まず原因を確認します。

03

強度と透明感のバランス

切端は最も力のかかる部位です。多層ビルドアップで透明感を生かしつつ、荷重に耐える厚みを確保します。

04

ナイトガードによる保護

歯ぎしりの癖がある方には、睡眠中のナイトガード装着も併せておすすめし、修復した形を守ります。

スマイルライン — デザインは口元から始まります(イメージ写真)
スマイルライン — デザインは口元から始まります(イメージ写真)

Options

修復方法の比較

区分ラミネートレジン修復
適した場合摩耗・破折の範囲が広い、審美性が重要な前歯小さな角の破折の応急修復
色の安定性セラミック — 変色がほとんどない傾向時間とともに変色の可能性
強度切端全体を包んで荷重を分散接着部の再破折の可能性
治療回数通常1–2回の来院当日1回

Process

治療の流れ

  1. 01

    摩耗原因の診断

    破折・摩耗の原因と咬み合わせの状態を確認します。

  2. 02

    長さ・形態の設計

    Park’s AES診断で、修復する長さを唇のラインと合わせて計算します。

  3. 03

    最小限の切削

    残っている歯は最大限保存し、接着面のみを整えます。

  4. 04

    多層ビルドアップ製作・接着

    荷重に耐える厚みで築盛したシェルを精密に接着します。

  5. 05

    咬合調整・保護計画

    咬み合わせを調整し、必要に応じてナイトガードをご案内します。

ポーセレンアトリエ — 薄いシェルに込められる手仕事の時間
ポーセレンアトリエ — 薄いシェルに込められる手仕事の時間

前歯の長さが回復すると、印象全体が若々しく見える変化が期待できます — 形は印象の言語です。

Three Mechanisms

摩耗の3つのメカニズム — すり減り方が違えば対策も違います

歯科では歯のすり減り方を3つに分類します。どのメカニズムが主因かによって、修復設計と再発防止計画が変わります。

01

咬耗 — 歯どうしがこすれる摩耗

歯ぎしり・食いしばりで上下の歯が互いを削り合うタイプです。切端が平らにすり減り、上下の摩耗面がかみ合うのが特徴 — ナイトガードによる保護が欠かせません。

02

摩耗 — 外部の物による損傷

硬い歯ブラシでの強い歯磨き、つまようじ、爪を噛む癖など、外部の摩擦が原因です。歯茎の近くがえぐれることが多く、習慣の改善が修復と並行します。

03

酸蝕 — 酸に溶ける侵食

炭酸飲料・果物の酸・逆流性食道炎の胃酸がエナメル質を溶かすタイプです。表面が丸く滑らかにえぐれるのが特徴 — 食習慣や逆流の管理を並行してこそ再発を防げます。

FAQ

欠けた・すり減った歯のよくあるご質問

01 ラミネートをしても、また欠けたりしませんか?

欠けを繰り返す原因は、多くの場合、咬み合わせと癖にあります。ドリーム歯科ではまず摩耗の原因を診断し、荷重に耐える厚みで築盛したうえで咬合を調整します。歯ぎしりがある場合は、ナイトガードによる保護まで併せて計画し、再破折のリスクを抑えます。

02 歯ぎしりがあっても可能ですか?

可能です。ただし条件があります — 咬合設計を歯ぎしりに合わせ、睡眠中はナイトガードでセラミックと天然歯を一緒に保護する必要があります。歯ぎしりを隠されると、どんな修復物でも長持ちしにくくなります。

03 レジンで埋めるのと何が違いますか?

レジンは欠けた部分だけを埋める部分修理で、早くて費用も抑えられますが、時間とともに変色し、再び外れやすい面があります。ラミネートは切端全体をセラミックで包み、形・色・強度を同時に修復するアプローチで、前歯の長期的な修復に有利です。

04 大きく欠けて神経まで露出した場合はどうなりますか?

破折が深く神経が露出していたり、歯の損傷が広い場合は、ラミネートではなく根管治療後のオールセラミッククラウンが適していることがあります。残っている歯の量を見て、最も保存的な方法から順にご案内します。

05 すり減って短くなった前歯を、元の長さに戻せますか?

可能な場合が多いです。本来の長さは、唇のライン・発音・咬み合わせを併せて計算して決めます。やみくもに長くするのではなく、ご自身のお顔で自然だった長さを探して修復する設計です。

06 すり減ってから歯がしみるのですが、修復すれば良くなりますか?

摩耗でエナメル質が薄くなると、内側の象牙質が露出し、冷たい物にしみる症状が出やすくなります。セラミックが露出面を覆うと刺激が遮断され、しみる症状の改善が期待できます。ただし、しみる原因が虫歯やひび割れの場合もあるため、診断で見極めます。

07 下の前歯のほうがすり減っていますが、下もラミネートできますか?

下の前歯は上の前歯より小さく、荷重を直接受けるためラミネートの設計はより難しくなりますが、可能な場合があります。摩耗が広い場合はクラウンなど別の修復が有利なこともあるため、咬合診断のうえで上下を一つの計画としてご案内します。

08 ナイトガードは市販品でもいいですか?

市販品はご自身の咬み合わせに合わず、かえって特定の歯に力が集中することがあります。修復後は、新しい切端の形に合わせて製作したオーダーメイドのナイトガードをおすすめしており、製作から調整まで院内で行います。

09 欠けたかけらを持って行けば、つけられますか?

天然歯の破折片は、状態によって再接着が可能な場合がありますので、かけらがあれば牛乳か生理食塩水に浸して早めにご来院ください。再接着が難しい場合でも、かけらは元の形を修復するための貴重な参考資料になります。

10 前歯の先が半透明に透けて見えるのも摩耗ですか?

切端のエナメル質が薄くなると、先端がガラスのように透けて見え、細かくひび割れることもあります。摩耗が進行中というサインの可能性があるため、原因(歯ぎしり・酸蝕)を確認し、進む前に保護・修復計画を立てることをおすすめします。

11 修復すれば、噛む機能も戻りますか?

前歯の切断機能(食べ物を噛み切る機能)は、長さと形が回復すれば併せて改善することが期待できます。ただし、修復物が荷重に耐えられるよう咬合も一緒に調整し、奥歯の摩耗を伴う場合は全体の咬合計画としてアプローチします。

12 自分では歯ぎしりに気づかないこともありますか?

よくあります。睡眠中のことなのでご本人は気づかないことが多く、朝の顎のこわばり・頭痛、歯の平らな摩耗面が手がかりになります。診断で摩耗パターンを見れば、歯ぎしりの有無をかなりの程度判別できます。

13 前歯の先が少し欠けただけでも、ラミネートが必要ですか?

小さな欠けは、研磨やレジン修復で十分な場合が多いです。ラミネートは、摩耗・破折の範囲が広い場合や、色・形の改善も併せて望まれる場合に検討する選択肢で、侵襲の少ない方法から順にご案内します。

本ページは診療のご案内のための一般的な情報です。診断や治療方法、治療期間は患者様お一人おひとりのお口の状態によって異なる場合があり、正確な内容はご来院・検査の上でご案内いたします。

欠けてすり減った前歯、まず形から取り戻しましょう

摩耗の原因診断から修復設計まで、まとめてご案内します。平日17:30、土曜12:30まで受付。