コラム 削らないラミネート

逆流性食道炎や酸性食品による侵食への削らないラミネートベニア

文 · パク・ジョンウク院長(歯科保存科の専門医) 公開

こんにちは。カンナム・ドリーム歯科院長のパク・ジョンウクです。

歯がすり減ったり摩耗したりする原因はさまざまです。

最も多いのが、歯磨きによる摩耗です。

歯頸部と呼ばれる、歯と歯茎が接する部分の歯が、

歯ブラシと歯磨き粉によってすり減るのです。

ほとんどの場合、範囲が大きくないため、レジンで治療します。

次に多いのが咬耗です。歯と歯の摩擦によって、

歯がすり減るものです。

この場合は、咬合に問題があるか、歯ぎしりがあるかによって治療方法が異なります。

歯の形が大きく崩れている場合は、

ラミネートベニア治療が必要になることがあります。

次に多いのが、酸による侵食です。

逆流性食道炎や妊娠などによる侵食があり得ますし、

酸性食品を過剰に摂取する場合にも生じることがあります。

赤ワインやヨーグルト、炭酸飲料など、酸性食品はかなり多くあります。

歯の広い範囲が侵食されるため、

オールセラミッククラウン方式で治療されることが多かったのですが、

すでに侵食された歯に、さらに切削まで加えることになり、

歯の損傷が大きくなりすぎるという問題があります。

そのため、削らないラミネートベニア治療が最も良い方法になります。

逆流性食道炎や酸性食品による侵食への削らないラミネートベニア — 写真1

逆流性食道炎による歯の侵食状態です。

歯のかなりの部分が破壊されているのが分かります。

まずは逆流性食道炎の治療が優先です。

治療を始めながら、ラミネートベニア治療も進めていきます。

逆流性食道炎や酸性食品による侵食への削らないラミネートベニア — 写真2

歯の比率を測定してみると、

問題が非常に多くありました。

歯の長さと幅の比率は80%前後であるべきなのに、117%という数値を示していました。

歯が過度に短くなっているという意味です。

犬歯を除く4本の前歯が、

ひどく侵食されて小さくなっています。

逆流性食道炎や酸性食品による侵食への削らないラミネートベニア — 写真3

逆流性食道炎のもう一つの問題は、

歯の内側の面まで侵食が起こるということです。

上記のケースは、矯正後の保定装置を利用して、

侵食された部分を覆うことで解決することになりました。

通常は、前後にサンドイッチ方式のラミネートベニア治療を行います。

逆流性食道炎や酸性食品による侵食への削らないラミネートベニア — 写真4

完全な平均値までは難しいものの、

最大限改善する方向で治療を進めます。

歯がより正常な比率になると、

審美的に格段に良くなります。

逆流性食道炎や酸性食品による侵食への削らないラミネートベニア — 写真5

歯の長さが短すぎるため、

まず歯茎の整形を行います。

ただし、歯茎を切除できる量には限界があるため、

歯茎の健康に影響を与えない範囲でのみ整形を行います。

逆流性食道炎や酸性食品による侵食への削らないラミネートベニア — 写真6

歯茎の整形後、1週間が経過しました。

歯の粗い部分を整え、滑らかにします。

この状態で歯の型を採り、ラミネートベニアの製作に入ります。

逆流性食道炎や酸性食品による侵食への削らないラミネートベニア — 写真7

ラミネートベニア治療が完了しました。

歯の比率が格段に良くなったことが分かります。

歯の粗い部分だけを整え、削らないラミネートベニア治療を行いましたが、

歯は自然歯の質感がはっきりと感じられながらも、

美しく治療されました。

これほど薄いセラミックに自然歯の表現を込めるのは、簡単なことではありません。

最近、ほとんどのラミネートベニア治療は、

歯を大きく削ったり、

結果が誰の目にも人工的で不自然に見えるケースが多いのですが、

本来は一症例一症例、心を込めて治療しなければならないのに、

工場のような感覚で大量生産し、一日二日で治療してしまうため、

良い結果を得るのが難しい場合が多いのです。

当院カンナム・ドリーム歯科がハンドメイド方式にこだわる理由は、

工場のように既製品を作るのではなく、

高級品を作るようにラミネートベニアを製作しているからです。

逆流性食道炎や酸性食品による侵食への削らないラミネートベニア — 写真8
逆流性食道炎や酸性食品による侵食への削らないラミネートベニア — 写真9
逆流性食道炎や酸性食品による侵食への削らないラミネートベニア — 写真10

自然な美しさ

Since 2006, カンナム・ドリーム歯科

この記事は、カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長が診療室で書いた臨床記録で、原文は院長のブログに掲載されたものです。掲載写真は院長が施術した実際の症例です。治療結果は患者様お一人おひとりの状態により異なり、いかなる施術にも個人差や副作用の可能性があります。

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