コラム 削らないラミネート

ラミネートベニア再治療を削らずに行った症例

文 · パク・ジョンウク院長(歯科保存科の専門医) 公開

こんにちは、カンナム・ドリーム歯科院長のパク・ジョンウクです。

ラミネートベニアの寿命は永久ではありません。

以前は7年前後が平均的な寿命とされていましたが、

最近は10年前後を平均とみなすことが多くなっています。

平均というのは、5年使った人と15年使った人の平均が10年になるということなので、

人によって寿命は大きく異なります。

習慣によっても大きく変わるため、

どのように管理するかによっても大きく変わります。

ラミネートベニアを再治療する理由はさまざまです。

脱離や破折で再治療することもありますが、

より多いのは審美的な理由です。

最近、ラミネートベニアの再治療のために来院される方を見ると、

長い時間が経つにつれて歯並びや歯茎の形が変化し、

再治療するケースがより多くなっています。

また別の理由としては、

最初からラミネートベニアが気に入らなかったものの、

ある程度時間が経ち、再治療をする時期になったタイミングで、

より審美的な結果を求めて再治療を行うこともあります。

ラミネートベニア再治療を削らずに行った症例 — 写真1

前歯2本にラミネートベニア治療が行われているケースです。

2本の歯が大きすぎて突出しており、10年ほど前に治療した時から気に入らなかったものの、

再治療を行うのにちょうど良い時期になり、より整った良い比率で再治療するために来院されました。

ラミネートベニア再治療を削らずに行った症例 — 写真2

ラミネートベニア単体で見れば、表現やデザインはかなり良いのですが、

他の歯との比率に問題があります。

ラミネートベニア再治療を削らずに行った症例 — 写真3

2本の歯だけが著しく突出しているため、

この突出を解消し、整った美しい仕上がりを目指してラミネートベニアの再治療を始めます。

ラミネートベニア再治療を削らずに行った症例 — 写真4
ラミネートベニア再治療を削らずに行った症例 — 写真5

2本の再治療だけでは解決できないため、

前歯2本の隣にある側切歯まで、ラミネートベニアを行うことにしました。

歯と歯の比率を良くしながら治療を進めていきます。

前歯と側切歯の比率を、より良いバランスに整えます。

このとき、側切歯については、

削らないラミネートベニアが可能です。

前歯2本はレーザーを用いたラミネートベニア除去術で歯を最大限保存しつつ、

側切歯は削らないラミネートベニアを行います。

レーザーを用いたラミネートベニア除去術については、下記のリンクをご参照ください。

ラミネートベニア再治療を削らずに行った症例 — 写真6

前歯のラミネートベニアを除去したところ、

歯の切削が過度に行われていたことが確認されました。

ここまで削ってラミネートベニア治療を行うことについては、

私はやや否定的です。

かなり多くの方が、最小限の切削あるいは削らないラミネートベニアを受けたと言って来院されますが、

実際に除去してみると、多くの切削が行われていることもあり、

ラミネートベニアを除去する際は、

レーザーを使って歯の損傷を最小限に抑えることが、

非常に重要です。

ラミネートベニア再治療を削らずに行った症例 — 写真7

ラミネートベニアの再治療と

削らないラミネートベニア治療が完了しました。

歯の比率が格段に良くなったことが分かります。

歯は明るく澄んでいて、透明感が生きています。

歯茎との調和も良好です。

このように削らないラミネートベニアと、多く削られたラミネートベニアを同時に進める場合、

セラミックの厚みの違いと、治療する歯ごとの歯の色の違いが生じるため、

色調を合わせるのが難しくなります。

こうした治療過程はすべて、医療スタッフの経験が非常に重要です。

ラミネートベニア再治療を削らずに行った症例 — 写真8
ラミネートベニア再治療を削らずに行った症例 — 写真9
ラミネートベニア再治療を削らずに行った症例 — 写真10

自然な美しさ

Since 2006, カンナム・ドリーム歯科

この記事は、カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長が診療室で書いた臨床記録で、原文は院長のブログに掲載されたものです。掲載写真は院長が施術した実際の症例です。治療結果は患者様お一人おひとりの状態により異なり、いかなる施術にも個人差や副作用の可能性があります。

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