オールセラミッククラウンの再治療と削らないラミネートベニア
こんにちは。カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長です。
古いラミネートベニアやオールセラミッククラウンを
再治療する過程で重要なのは、
以前より美しくすることです。
再治療する理由をよく確認し、
それに合わせて目標を定め、
目標に合った治療方法と過程を事前に計画する必要があります。
そのためには患者さんとの詳しい相談が欠かせず、
こうしたすべての過程で基準となるのが精密な診断です。
私が常に重要だと考えている部分であり、
ここ数年、歯科医師を対象に継続して行っている講義でも、
診断の重要性とその過程についてお話ししています。
このように診断すると、
歯を削る量から治療結果まで予測できるため、
治療前に自分の歯のどこをどの程度削り、
どのような結果になるのかをあらかじめ確認したうえで治療を受けられます。
前歯二本だけにオールセラミッククラウンが装着されています。
問題は、この二本だけが傾いているため、
審美的にも見栄えがよくなく、
特にこの二本だけがより黄色いため、
ウサギの前歯のように見える状態でした。
ほかの天然歯とは明らかに異なり、黄色く見えています。
すでに歯を多く削る方法であるオールセラミッククラウンで治療されているため、
これを再治療(やり直し)する場合は、
セラミックを除去する際に歯への損傷を最小限にすることが非常に重要です。
また、ほかの歯も一緒に治療することをご希望でしたが、
削らない(ノンプレップ)ラミネートベニア、またはごくわずかな切削だけをご希望でした。
治療目標をまとめると、
1) ウサギの前歯のようになっている二本のオールセラミッククラウンを再治療(やり直し)し、より自然にすること
2) 前歯二本以外の側切歯と犬歯にもラミネートベニアを行い、削らない、または最小限の切削にすること
3) 全体が自然でありながら、現在より明るい歯にすること
4) 笑顔を自然で美しくすること。
上のリンクで紹介している診断方法を用いて、歯をどのように治療するかを事前に形にして確認します。
ここでは、すでに削られている前歯二本を除き、
ほかの歯は削らない(ノンプレップ)ラミネートベニアにすることにしました。
オールセラミッククラウンを除去してみると、
すでに歯がかなり多く削られていることが分かります。
ラミネートベニアやオールセラミッククラウンの除去は、
歯を傷つけやすい処置です。
セラミックの材質によって異なりますが、
ラミネートベニアの場合はレーザーを用いた除去方法により、
歯への損傷を明らかに減らすことができます。
仮歯を何度も作製しながら、
歯の形を調整していきます。
削らない(ノンプレップ)ラミネートベニアとして計画しましたが、
そのまま治療すると歯が現在より大きくなる状況だったため、
ごくわずかに削ることで、歯を少し小さく見せることができます。
このような点は患者さんと十分に相談し、
歯に大きな負担がかからない範囲でごくわずかに削ります。
犬歯だけをごくわずかに削り、
すべての歯の切削が終了した状態です。
あらゆる面で、
歯が明るく美しくなり、
歯の角度も改善し、
歯並びが整いました。
笑顔が明らかに改善したことが分かります。
唇との調和もよくなり、
これまで横に偏って見えていた印象がなくなり、
ウサギの前歯のようだった状態から、
整った見た目になったことが分かります。
Since 2006, カンナム・ドリーム歯科
この記事は、カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長が診療室で書いた臨床記録で、原文は院長のブログに掲載されたものです。掲載写真は院長が施術した実際の症例です。治療結果は患者様お一人おひとりの状態により異なり、いかなる施術にも個人差や副作用の可能性があります。