逆流性食道炎患者の削らないラミネートベニア治療|歯の損傷を最小限に抑えたサンドイッチテクニック
逆流性食道炎で歯が酸によって侵食される場合、単なる審美治療よりも歯の保存を中心とした精密なアプローチが必要です。
カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長は、削らないラミネートベニアとサンドイッチテクニックを組み合わせ、損傷した歯を保存しながら、
自然で美しい審美性を回復した症例をご紹介します。
逆流性食道炎は、胃酸が逆流することで、重い場合には歯の表面をゆっくりと侵食することもあります。
特に長期間症状が続くと、歯のエナメル質が損傷して摩耗が激しくなり、
最終的には歯の形が崩れ、審美的な問題まで生じます。
今回の患者様は、長期間の逆流性食道炎によって歯が侵食された状態で、
矯正で歯並びを整えた後、当院カンナム・ドリーム歯科に来院されました。
他の歯科医院では、根管治療後にオールセラミッククラウンを勧められましたが、
当院では歯を最大限保存する方向で、
サンドイッチテクニックを用いた削らないラミネートベニア治療を行いました。
写真1 — 逆流性食道炎で侵食された歯、矯正後に来院
歯の表面が酸によってすり減り、エナメル質がほとんど残っておらず、刃物のように鋭い部位が多く見られました。
写真2 — 口蓋側(歯の内側)の状態
エナメル質がほとんど失われており、歯の大きさも縮小した状態。削らない治療が現実的に難しいケースです。
写真3~6 — ワックスアップ精密診断
咬合的な問題はなかったため、サンドイッチテクニックを適用することに決定しました。
歯の侵食によってすでに小さくなっていたため、追加の切削は最小限に抑えました。
写真7 — 仮歯の製作
歯の長さ、比率、発音などを事前に確認するため、仮歯を製作しました。
写真8 — 鋭い部位のみ微細な切削
ラミネートベニアの維持の妨げになる部分だけを最小限に調整しました。
写真9~10 — 口蓋側ラミネートベニアの装着
まず歯の内側に薄いセラミックラミネートベニアを装着し、強度と安定性を確保しました。
写真11~16 — 頬側ラミネートベニアの製作および装着
続いて前面(頬側)にラミネートベニアを装着して仕上げます。
歯を最大限保存しながらも、自然で透明感のある結果を得ることができました。
結論
逆流性食道炎の患者様の場合、歯の損傷が予想より激しいケースが多く見られます。
このとき、歯を過度に削ったりクラウンで覆ったりするよりも、
前面と裏面の両方を保護できるサンドイッチテクニックに基づく削らないラミネートベニアが、良い代替案になります。
カンナム・ドリーム歯科は、歯をできる限り保存しながら、
自然な審美性と機能を回復させるラミネートベニア治療を継続的に研究しています。
❓ Q&A
Q1. 逆流性食道炎があると、ラミネートベニアはできませんか?
A. いいえ、そうではありません。損傷の程度に応じて、削らない方式あるいはサンドイッチテクニックで十分に可能です。
Q2. サンドイッチテクニックとは何ですか?
A. 歯の前面と裏面にそれぞれラミネートベニアを装着し、強度と保存性を高める治療方法です。
Q3. 治療後の維持管理方法は?
A. 酸性の食べ物を避け、定期的な歯科検診を通じてラミネートベニアの状態を管理することが重要です。
この記事は、カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長が診療室で書いた臨床記録で、原文は院長のブログに掲載されたものです。掲載写真は院長が施術した実際の症例です。治療結果は患者様お一人おひとりの状態により異なり、いかなる施術にも個人差や副作用の可能性があります。