ラミネートベニアの再治療で必ず守るべきポイント
こんにちは。狎鴎亭(アックジョン)カンナム・ドリーム歯科の代表院長、パク・ジョンウクです。
ラミネートベニア治療後に再治療が必要になる理由は、実にさまざまです。
ラミネートベニアが割れたり外れたりして再治療するケースが非常に多くあります。
古いラミネートベニアの場合は、審美的に気に入らず、やり直すケースも多くあります。
それぞれの再治療の理由を詳しくお聞きして確認し、どの程度改善が可能かを見極めたうえで再治療を進める必要があります。
ラミネートベニアが脱離したり割れたりして再治療が必要な場合は、
なぜそのような問題が起こったのかを、まず確認する必要があります。
脱離が起こる原因は、実にさまざまです。
まず、過度な歯の切削によって接着力が弱くなっている場合があります。
私が16年以上、ラミネートベニア治療に専念してきた中で、
常に注意を払っているのが、まさに歯の切削量です。
最小限の切削だけで最良の結果を得ることに力を注いでいます。
歯の切削量を少なくすれば、まず歯の健康への影響が少ないという重要な点がありますが、
歯のエナメル質を利用したラミネートベニアの接着ほど強固な接着はないため、切削量を減らすことにいっそう力を入れています。
脱離の原因が過度な切削による場合は、ラミネートベニアではなくクラウン方式に変更しなければならないケースもしばしばあります。
咬み合わせの問題や歯ぎしりの習慣によって脱離した場合は、それに合わせて咬合を整える必要があります。
これにより、歯の形態や咬合の調整方法を変える必要が生じることもあります。
歯ぎしりがひどい場合は、ナイトガードを使用して歯にかかる過度な圧力を減らす必要がある場合も多くあります。
このように、再治療では考慮すべき点が数多くあります。
まず、ラミネートベニアが一本脱離しています。
前歯を見ると、歯茎の形が変化して歯が露出して見える部分もあります。
セラミック自体も天然歯との調和がとれておらず、前歯だけが浮いて見える状態でもあります。
再治療で必ず守るべき点はまさに、
何が改善可能で、何が不可能か
現在の問題点をどのように改善するか
今の問題が再び起こらないか
といった点をもとに、問題解決に基づいた治療計画をしっかりと立てなければならないということです。
ここでの問題は、ラミネートベニアではあるものの、切削量があまりに多かったということです。
これほどの切削量であれば、むしろさらに削ってクラウンで治療するほうがよいかもしれません。
しかし、それでも切削量を減らすほうが歯の健康にとって有利であるため、
エナメル質ではなく象牙質接着を最良の状態で行う方向で進めることにし、
歯を傷つけることなく、レーザーを用いてセラミックを除去した状態です。
セラミックの除去は、再治療において非常に重要な部分です。
多くの場合、回転する器具、おそらく歯科医院で聞こえる、皆さんもよくご存じの、あのウィーーーンという
音を立てるハイスピードハンドピースを使って除去することが多いのですが…
最も良い方法は、レーザーを用いてセラミックと歯の間の接着剤を溶かして除去することです。
多少時間はかかりますが、歯へのダメージを最小限に抑えることができます。
写真ではあまりはっきり見えませんが、セラミックはすでに除去されており、歯の表面に接着剤が白く溶けて残っているのが分かります。
歯はほとんど損傷なく除去されており、この状態から接着剤だけをゆっくりと取り除いていけばよい状態です。
審美的な部分と咬合的な部分の両方を考慮して治療計画を立て、
残っているほかの天然歯と調和するように治療を進めます。
犬歯にラミネートベニアを行わない場合は、犬歯に色を合わせると黄色くなりすぎてしまうため、
それよりも少し明るめに仕上げます。
歯の色も形も、自然な印象がしっかりと感じられます。
もう一つ確認すべき点は、健康な歯茎です。
歯茎が歯と歯の間にしっかりと満ちながら、健康な状態を保っています。
この記事は、カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長が診療室で書いた臨床記録で、原文は院長のブログに掲載されたものです。掲載写真は院長が施術した実際の症例です。治療結果は患者様お一人おひとりの状態により異なり、いかなる施術にも個人差や副作用の可能性があります。