コラム 治療の流れ

切削量まで事前に確認できる前歯ラミネートベニア治療のプロセス

文 · パク・ジョンウク院長(歯科保存科の専門医) 公開

前歯のラミネートベニア治療を行う理由は実にさまざまです。

歯が欠けた場合や変色がひどい場合、歯が小さすぎたり逆に大きすぎたりする場合、

歯並びが少し悪い場合や歯の形が美しくない場合など、

さまざまな理由が重なって治療に至ることもあります。

こうしたさまざまな理由で治療する際に重要なのは、副作用を最小限に抑えることです。

医療において、副作用が全くない治療というものは存在しません。

ラミネートは、他のどの治療よりも副作用によって知られるようになった治療でもあります。

何人かの芸能人が誤ったラミネート治療によって副作用を訴え、話題になったこともあります。

しかし、そうした副作用の大きいケースをよく見ると、実際にはラミネートではなくオールセラミッククラウンであることが多いのです。

ラミネートは正しく治療すれば、副作用が非常に少なく抑えられます。

正しいラミネート治療とはどのようなものでしょうか。

何よりも、きちんとした診断に基づいて正確に治療を行うことが最も重要です。

切削量まで事前に確認できる前歯ラミネートベニア治療のプロセス — 写真1

矯正とラミネートの間で悩まれていた患者様です。

時間的な余裕があれば、矯正が最も良い選択肢だと考えられます。

ここでラミネートを選ぶ最大の理由は、時間的な制約です。

特別な事情で長期間の矯正が難しいケースでは、ラミネートを選ばれる方もいらっしゃいます。

もう一つの理由は、歯の色です。

できるだけ明るくしたいと希望される場合、ホワイトニングをどれだけ行っても望む色にならないことがあります。

特に肌がかなり白い方の場合、歯がわずかに黄ばんでいるだけでも、相対的にかなり黄色く見えてしまいます。

このような場合、希望をすべて叶えるには矯正だけでは不可能で、

矯正後に改めてラミネートを行うと費用が二重にかかってしまうため、

一度にラミネート治療を行うことにしました。

このとき、治療計画を立てることが最も重要です。

治療は、まず一歩引いて見ることから始まります。

歯科医師が最も多く犯す間違いは、歯だけに集中しすぎて全体を見失ってしまうことです。

私の場合は、20年を超える経験をもとに、

治療前に顔から見始め、一段階ずつ段階を踏んで歯を分析していきます。

顔と歯の関係、歯の傾きや突出の程度、鼻と歯の位置関係、

笑ったときや発音するときに歯がどれだけ見えるかなど、さまざまな分析を行い、

歯の比率や改善点などを確認します。

切削量まで事前に確認できる前歯ラミネートベニア治療のプロセス — 写真2

こうしたさまざまな分析を通じて、歯をどのように改善するか、そしてそのためにどれだけの切削が必要かを確認していきます。

切削量まで事前に確認できる前歯ラミネートベニア治療のプロセス — 写真3

歯の比率の測定は非常に重要です。

私はRED proportionを応用して測定しています。

歯の現在の状態を、最もシンプルかつ正確に把握することができます。

切削量まで事前に確認できる前歯ラミネートベニア治療のプロセス — 写真4

改善すべき部分が見えてきます。

まず、突出している歯をどう解決するかについて検討する必要があります。

ラミネートは、引っ込んでいる歯を前に出す場合には非常に有利ですが、

突出している歯を内側に入れる点については不利な面があります。

また、前歯全体が傾いている部分は、顔との関係の中で確認すべき点です。

切削量まで事前に確認できる前歯ラミネートベニア治療のプロセス — 写真5

こうした改善点をどのように解決するかを確認しながら、ワックスを用いてラミネートの形を予測して作ってみます。

患者様が希望する歯の形や突出度、歯の角度などをあらかじめシミュレーションする過程です。

ここでは、歯の色や透明度までは再現できません。

そして、それを実現するために歯をどれだけ削る必要があるのかをシミュレーションします。

これが、当院ドリーム歯科の最大の強みであり、他院との違いです。

歯の切削量をあらかじめお見せしてから治療を始めます。

ご自身の歯をどれだけ削るのか、事前に確認していただけます。

切削量まで事前に確認できる前歯ラミネートベニア治療のプロセス — 写真6

予想される切削量を3Dで確認しながら、カウンセリングを進めます。

先ほどお伝えした通り、切削量が少ないほど、ラミネートの副作用は少なくなります。

私は歯の切削量を減らすために、長年にわたり努力を重ねてきました。

誰よりも少ない切削で、最も美しい歯、ラミネートを作っていると自負しています。

これに関連して、毎年数多くの歯科医師を対象にセミナーを開催しています。

切削量を減らそうとするあまり、不自然で人工的な前歯ラミネートベニア治療で終わってしまうケースも多いのですが、

少ない切削でありながら美しい仕上がりにすることが非常に重要です。

切削量まで事前に確認できる前歯ラミネートベニア治療のプロセス — 写真7

シミュレーションした計画よりも、実際にはかなり少ない切削量で済みました。

私が行う前歯のラミネートベニア治療では、当日の治療に長い時間がかかりますが、

顕微鏡を使い、わずかずつ丁寧に削っていくため、時間はかかっても、

歯の健康のために最善を尽くしています。

切削量まで事前に確認できる前歯ラミネートベニア治療のプロセス — 写真8
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切削量まで事前に確認できる前歯ラミネートベニア治療のプロセス — 写真10

歯は明るく澄んだ美しい仕上がりになりました。

切削量が多くないため、しみるといった問題は全く見られませんでした。

切削量が少なければエナメル質での接着が可能なため、接着力も非常に強くなります。

歯茎の健康のために、定期的に歯磨きのチェックを行う必要があり、

前歯のラミネートベニア治療後、健康な歯茎を維持するための歯磨き方法についても詳しくご説明しています。

切削量まで事前に確認できる前歯ラミネートベニア治療のプロセス — 写真11
切削量まで事前に確認できる前歯ラミネートベニア治療のプロセス — 写真12

左:治療前 / 右:治療後

ここで一つ、細かい点をお伝えすると、

左右の歯茎が対称でない場合、歯の長さも変わってきます。

1本の歯だけ長く見える場合には、視覚的に長く見えないようイエロー処理を行います。

こうした細部へのこだわりが、当院ドリーム歯科ならではの自然な前歯ラミネートベニア治療を完成させます。

Since 2006, ドリーム歯科

この記事は、カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長が診療室で書いた臨床記録で、原文は院長のブログに掲載されたものです。掲載写真は院長が施術した実際の症例です。治療結果は患者様お一人おひとりの状態により異なり、いかなる施術にも個人差や副作用の可能性があります。

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