コラム 変色歯

歯並びまで考えたラミネートベニア

文 · パク・ジョンウク院長(歯科保存科の専門医) 公開

ラミネートベニア治療の目的は、いくつかあります。

大きく見れば、「美しい笑顔のために」治療を行うことになります。

自然な笑顔に調和する、自然で整った、明るく美しい歯……

こう要約できるでしょう。

笑顔に満足できない原因はさまざまです。

歯の色、形、並び、大きさ、突出感など、さまざまな理由があるでしょう。

場合によってはラミネートベニアで解決したり、矯正治療が必要になったりします。

歯並びが悪い場合や突出がある場合には、矯正治療とどちらの治療がより適しているか、正確な診断が必要です。

ここで診断の際には、実際の歯の切削量まですべて考慮しなければならず

矯正治療だけですべての問題が解決するのか、それとも矯正治療の後にもラミネートベニアが必要なケースなのかによって

費用に関する詳しいカウンセリングが必要になるでしょう。

歯並びまで考えたラミネートベニア — 写真1

このようなケースでは、かなり悩むことになります。

矯正治療だけでも歯並びは整いますが、問題は歯の形が五角形に近く、前歯2本が大きすぎるという点です。さらに犬歯の色が少し暗く……犬歯はホワイトニングをしてもあまり白くなりません。

前歯の隣にある歯を側切歯と呼びますが、側切歯の大きさが前歯に比べて相対的にかなり小さいのです。

矯正治療だけでは、患者様が望む審美的な要望をすべて満たすことができないケースというわけです。

このような場合、矯正治療後にラミネートベニアを行うことで歯の切削量を減らせる面はありますが、前歯が大きいケースではその大きさを抑えるために基本的に必要な切削量があるため、矯正治療を行ったとしてもメリットはそれほど大きくないと判断されるケースです。

ただし犬歯がかなり突出しているため、その部分については検討が必要です。

このようなケースでは、患者様との詳しいカウンセリングが非常に重要です。

正確な歯の切削量を提示し、その場合に生じうる問題点についてもしっかりお伝えする必要があります。

歯の切削量が多くなった場合の問題点としては

長期的に歯がしみることがある。

ラミネートベニアの接着力が、切削量が少ない場合より弱まり、寿命が短くなることがある。

歯の神経(歯髄)にまで及んだ場合は、根管治療が必要になることがある。

このような問題点が生じる可能性があります。

そのため、歯の切削量を減らす努力をしなければなりません。

それでは、このようなケースで切削量を減らす方法にはどのようなものがあるでしょうか?

最も良い方法は、先ほど申し上げた通り矯正治療後に治療を行うことですが、期間と費用が何倍にも増えるため、その点を考慮して除外するとすれば

前歯2本の位置はそのままにして、側切歯を外側に出す方法で歯列を整えるやり方にする必要があります。

ラミネートベニアを行う際、多くの方が口元をもっと引っ込めたいと希望されますが

ラミネートベニアは口元の突出を解消する治療ではありません。

ラミネートベニアで口元の突出を解消できるという広告を時々見かけますが、それはやや危険な発想と言えます。

多少の改善が見られる場合もありますが、ほとんどは難しいとお考えください。

歯並びまで考えたラミネートベニア — 写真2
歯並びまで考えたラミネートベニア — 写真3
歯並びまで考えたラミネートベニア — 写真4

このような過程で重要なことは、改めて強調しますが

無理な切削をせずに最善の結果を作り出さなければならないということです。

ドリーム歯科医院は、人工的で不自然な歯ではなく、美しく自然な歯を目指してラミネートベニア治療を行っています。

最小限の切削で自然なラミネートベニアを作ることは、1日で仕上げるワンデー方式では不可能です。

長年の経験とノウハウが必要な部分です。

この記事は、カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長が診療室で書いた臨床記録で、原文は院長のブログに掲載されたものです。掲載写真は院長が施術した実際の症例です。治療結果は患者様お一人おひとりの状態により異なり、いかなる施術にも個人差や副作用の可能性があります。

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