大きな歯のラミネートベニア、歯が大きい場合でもOK
こんにちは。ドリーム歯科院長のパク・ジョンウクです。
実はラミネートベニアの治療をしていて
最も難しいケースが
歯が大きいのに小さくしてほしいというケースです。
大きな歯を小さくすることは
簡単なことではありません。
可能な場合もあれば
多くの場合、大きな効果が得られないこともあります。
大きな歯を小さくするには
一般的なラミネートベニア治療よりも
歯の切削量が多くならざるを得ず
相対的に隣の歯が大きくなってしまいます。
実際に小さくするのではなく
錯視によって小さく見せる方法もあります。
歯の立体感を利用して
小さく見せるのです。
ほとんどのケースでは
実際に歯を小さくしながら
錯視効果のために、さまざまなデザイン要素を数多く加えることになります。
大きな前歯と
以前クラウンにした
2本の歯のクラウンが外れている状態です。
いくらクラウンが外れているとはいえ
前歯2本の大きさは、他の歯と比べて
あまりにも大きい状態です。
線を引いてみると
こういう状態から
こういう印象に変わる必要があるのですが
オレンジ色の丸で示した部分が
大きく突出しているのですが
その部分は歯をいくら削っても
縮められる位置ではありません。
歯が逆台形の形をしているため
あの部分がきれいに処理できなければ
小さくすることも難しいですし
きれいな形にもなり得ません。
だからといって、無理に歯を削ってはいけません。
多くの場合、このように歯が大きいと
多くの歯科医院では、神経治療の後にクラウンを計画しがちです。
それは最悪の結果になりかねません。
神経治療も行い、歯も大きく削ったのに
歯は小さくならないのです。
ワックスを用いて
どのような形にするか計画を立てます。
このとき、どこをどれだけ削るかという計画も
すでに完成している必要があり
その内容を患者様に詳しくご説明する必要があります。
歯をどれだけ削るかもわからない状態で
見切り発車で治療をしてはいけません。
歯の切削を行った状態です。
6本の歯にラミネートベニア+クラウンの治療を行うことになりました。
前歯の隣にある側切歯は
もともとクラウンでしたが、脱離していたため
そのままクラウン治療を進め
残りの4本の歯はラミネートベニア治療を行うことになります。
ご覧のとおり、大きさを縮めるための大きな歯のラミネートベニア治療であっても
切削量はかなり少なく済んでいます。
大きな歯のラミネートベニアが完成しました。
逆台形だった歯が
正常な形になりました。
しかも、誰が見ても天然歯のようです。
とても自然でありながら歯も小さくなり
形もとてもきれいになりました。
これはどうやって可能になったのでしょうか?
それはまさに、イエローステインによる
錯視効果です。
横から見ると
あえてイエローを入れた部分が見えます。
こうすると視覚的に
歯が小さく見えるようになります。
まるで小顔に見せるメイクのようなものです。
反対側の歯は、イエローを多く入れる必要はありませんでした。
歯の立体的な形だけでも
歯が小さく見える効果があります。
イエローと歯の立体感
この2つが、錯視によって歯を小さく見せる要素です。
もちろんこのほかにも
歯の先端の透明感と
歯の表面の質感も重要です。
こうした細やかなデザイン要素を
大きな歯のラミネートベニアに取り入れるには、かなり高い技術力が必要です。
最近流行している、1日で終わるワンデー方式では
決して真似できない方法です。
最高峰の仕事だけが成し遂げられる部分です。
Since 2006, ドリーム歯科
この記事は、カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長が診療室で書いた臨床記録で、原文は院長のブログに掲載されたものです。掲載写真は院長が施術した実際の症例です。治療結果は患者様お一人おひとりの状態により異なり、いかなる施術にも個人差や副作用の可能性があります。