コラム 副作用

ラミネートベニアの副作用、本当にあるのでしょうか? 20年の臨床医が本音でお答えします

文 · パク・ジョンウク院長(歯科保存科の専門医) 公開

こんにちは。狎鴎亭ドリーム歯科 パク・ジョンウク院長です。

ラミネートベニアの副作用。

インターネットで検索すると、怖い体験談がたくさん出てきます。

しみる感覚が一生続く、歯茎が黒く変色した、

最終的に根管治療を受けることになった、という話まであります。

本当にそうなのでしょうか? ラミネートベニアは危険な治療なのでしょうか?

20年間ラミネートベニアの臨床を行ってきた立場から、率直にお話しします。

副作用は確かに存在します。

しかし、そのほとんどはラミネートベニア自体の問題ではなく、

誤った施術の結果であることが多いのです。

今日は、患者様が最も心配される5つの副作用を正面から取り上げ、

どうすれば避けられるのかをお伝えします。

削らないラミネートベニア(ノンプレップ)のケース
削らないラミネートベニア(ノンプレップ)のケース

1. しみる感覚(知覚過敏)

最も多くの方が心配される部分です。

ラミネートベニアは、歯の表面を軽く整えた後にセラミックを貼り付ける治療です。

このとき、エナメル質を削りすぎると象牙質が露出してしまいます。

象牙質には神経管が直接つながっているため、しみる感覚が生じます。

重要なのは切削量です。0.3〜0.5mmの範囲内で整える程度であれば、しみる感覚はほとんどありません。

削らないラミネートベニアはそもそも歯を削らないため、しみる感覚が起こる可能性はさらに低くなります。

削らないラミネートベニアのケース。副作用はほとんどありません。
削らないラミネートベニアのケース。副作用はほとんどありません。
ラミネートベニアの副作用、本当にあるのでしょうか? 20年の臨床医が本音でお答えします — 写真3

2. 歯茎への刺激と炎症

ラミネートベニアと歯茎が接する境界が滑らかでないと、食べ物が挟まりやすくなり、歯茎が腫れることがあります。

不適切な境界とは、ラミネートベニアの縁が歯茎を圧迫していたり、

段差があって食べ物が挟まりやすい状態のことです。

適切な境界とは、ラミネートベニアが歯茎のラインに自然に馴染んでいる状態のことです。

この違いは、マージン(境界線)デザインの精密さによって決まります。

ビルドアップ方式のラミネートベニアが有利とされる理由の一つです。

深刻な炎症の副作用で再治療となった症例。過度な歯の切削が原因
深刻な炎症の副作用で再治療となった症例。過度な歯の切削が原因
ラミネートベニアの副作用、本当にあるのでしょうか? 20年の臨床医が本音でお答えします — 写真5

3. 脱離(取れてしまうこと)

セラミックが取れてしまうケースです。

原因は通常3つあります。

第一に、接着処理が不十分な場合。

第二に、上下の歯が当たる位置(咬み合わせ)が正しくない場合。

第三に、患者様ご自身の習慣です。

歯ぎしりや爪を噛む癖があると、脱離のリスクが高まります。

正しく接着すれば、ラミネートベニアは日常生活の中で簡単には取れません。

ただし、外傷や強い衝撃を受けた場合は例外です。

夜間の歯ぎしりがある方は、ナイトガードを併用されることをお勧めします。

4. 欠け(チッピング)

セラミックの一部が欠けてしまうケースです。

最も大きな原因は厚みです。

薄すぎると欠けるリスクが高くなり、

厚すぎると不自然な見た目になります。

患者様の咬み合わせや習慣に合わせて、0.3〜0.7mmの範囲で精密に調整する必要があります。

もう一つの原因は材料です。

強度と審美性を両立したセラミックを選ぶ必要があります。

破折によって再治療となったケース
破折によって再治療となったケース

5. 虫歯のリスク

ラミネートベニアをしたからといって、虫歯にならないわけではありません。

むしろ歯茎のライン下の境界に食べ物が挟まると、虫歯ができることがあります。

この点については、患者様ご自身の歯磨き習慣が最も重要です。

デンタルフロス、歯間ブラシ、ウォーターピックなどの補助器具を併用すると、虫歯の発生率が大きく下がります。

副作用を避けるための最も確実な方法

ここまで5つの副作用をご覧になった方は、一つの共通点にお気づきかもしれません。

ほとんどの副作用は「どのように施術したか」にかかっているという点です。

精密な診断、最小限の切削(可能であれば削らない治療)、

正確なマージンデザイン、患者様の咬み合わせや習慣に合わせた厚み・材料の選択、

そして施術後のケア指導。この5つが揃っていれば、副作用はほとんど起こりません。

よくある質問(FAQ)

Q1. ラミネートベニアの副作用が怖くて先延ばしにしています。やらない方がいいのでしょうか?

怖いのは副作用そのものではなく、誤った施術です。

十分な診断を受け、ご自身に合った方法(削る vs 削らない、1〜2本 vs 多数など)を決めた上で進めれば、

副作用はほとんど起こりません。

先延ばしにするよりも、信頼できる医院でまず診断を受けてみることをお勧めします。

Q2. 副作用の発生率はどのくらいですか?

当院の臨床経験上、しみる感覚が一時的に1〜2週間続くケースが最も多く、

その他の脱離・欠け・歯茎の炎症は1%未満です。

ただしこれは、事前診断を十分に行い、条件に合った患者様のみに施術した場合の数値です。

Q3. 副作用が起きた場合、ラミネートベニアを外すことはできますか?

可能です。レーザーを使用すれば、歯にダメージを与えることなく安全に除去できます。

ただし、一度施術した後に何度も外して付け直すことはお勧めしません。最初の施術を正確に行うことが最も重要です。

おわりに

ラミネートベニアの副作用は確かに存在します。

しかし、正確な診断と精密な施術が伴えば、十分に避けられる領域です。

狎鴎亭ドリーム歯科は20年間、ラミネートベニアと審美歯科の臨床に集中してきました。

すべての症例で精密な診断を行った上で、患者様の歯の状態や生活習慣に合った方法をご提案します。

ラミネートベニアの施術を検討されている方、副作用が心配な方は、いつでも気軽にご相談にいらしてください。(写真5)

パク・ジョンウク / 保存科臨床 / ラミスタ・アカデミー ディレクター / 狎鴎亭ドリーム歯科 代表院長

https://dreamlaminate.co.kr

この記事は、カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長が診療室で書いた臨床記録で、原文は院長のブログに掲載されたものです。掲載写真は院長が施術した実際の症例です。治療結果は患者様お一人おひとりの状態により異なり、いかなる施術にも個人差や副作用の可能性があります。

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