ラミネート再治療、わずか1か月で再治療となった理由
こんにちは。狎鴎亭(アックジョン)カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長です。
今日は他の歯科医院でラミネートベニア治療を受け、わずか1か月で再治療を受けられたケースをご紹介します。
ラミネートベニアをしてから1か月、あまりにも不自然です
今回の患者様は他の歯科医院でラミネートベニア治療を受けられました。
ところが1か月後、あまりにも不自然で人工的、前歯がすべて大きく見えるという理由で、再治療のために当院にいらっしゃいました。
治療を受けてからわずか1か月しか経っていないのに、すでに再治療を検討することになったというのは、本当に残念なことです。
患者様は「治療を受けてから、鏡を見るたびにずっとストレスだった」「あまりにも人工的で歯が大きく見えて、笑うのが嫌だった」とおっしゃっていました。
治療前、問題が明確です
写真1は初診時の写真です。
一目で問題点が分かります。
歯が大きすぎます
前歯が全体的に大きすぎます。
特に前歯4本がほぼ同じ大きさになっています。
天然歯は中切歯が最も大きく、側切歯は少し小さいはずですが、そのような比率がまったくありません。
あまりにも人工的です
歯が画一的で単調です。
自然な形や特徴がありません。
まるでタイルを貼り付けたようです。
透明感がありません
不透明で濁っています。
天然歯の透明感がまったくありません。
ワックスアップで正確な比率を設計
写真2はワックスアップ精密診断の過程です。
狎鴎亭(アックジョン)カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長が精密な分析を行いました。
比率を合わせることが重要です
最も重要なのは比率です。
中切歯と側切歯の自然な大きさの関係を設定しました。
中切歯は適切な大きさに、側切歯は中切歯より少し小さく作りました。
歯の幅と長さの比率も自然に調整しました。
このような調和のとれた比率が自然な笑顔を作ります。
6本のうち4本だけを再治療することに
全部で6本にラミネートベニアが装着されていました。
検査の結果、4本だけを再治療することに決定しました。
最も問題が大きい前歯4本だけをやり直し、残りの2本はそのまま維持することにしました。
患者様の費用負担も減らしつつ、必要な部分だけを的確に治療するためです。
レーザーで安全に除去します
写真3はレーザーでラミネートベニアを除去した後の様子です。
既存のラミネートベニア4本をレーザーで安全に除去しました。
レーザーを使用すれば、歯へのダメージを最小限に抑えることができます。
接着層だけを選択的に除去できるため、歯を保護します。
写真4は残っていた接着剤まできれいに除去された様子です。
ラミネートベニアを除去した後も、接着剤が残っていることがあります。
この接着剤まで完全にきれいに除去する必要があります。
接着剤が残っていると、新しいラミネートベニアの接着に問題が生じることがあります。
顕微鏡で確認しながら、しっかりと除去しました。
手作業のビルドアップで自然に
新しいラミネートベニアは、手作業による多層ビルドアップ方式で製作しました。
何層ものセラミックを積み重ねて作りました。
内部のデンティン層、中間のエナメル層、外側の透明層をそれぞれ異なるセラミックで製作しました。
こうすることで初めて、天然歯と同じような透明感と色の変化を作ることができます。
治療後、すっかり自然な仕上がりに
写真5、6、7、8は治療後の様子です。
治療前と比べると、まったく違います。
比率が良くなりました
最も大きな変化は比率です。
中切歯と側切歯の大きさの関係が自然です。
歯が過度に大きくも小さくもなく、患者様の顔立ちと唇にぴったり合った大きさです。
前歯4本が調和のとれた比率を成し、全体的にバランスが取れて見えます。
自然になりました
画一的で人工的だった形が、自然な形へと変わりました。
それぞれの歯に固有の特徴があります。
発育葉、表面の凹凸、微細なテクスチャーが再現されました。
タイルのような印象が完全になくなり、本物の歯のように見えます。
歯の先端の透明感が生きています
最も重要な違いは、歯の先端の透明感です。
不透明で濁っていた歯が、透明で澄んだ印象になりました。
特に歯の先端が自然に透明で、光が透過します。
これはまさに若く健康な歯の特徴です。
4本だけなのに、完璧に馴染みます
不思議なことに、4本だけ再治療したにもかかわらず、残りの2本と完璧に調和しています。
どれを再治療したのか、まったく見分けがつきません。
精密な色調分析と形態設計によって、完璧なマッチングを実現したのです。
わずか1か月で再治療、なぜこうなったのか?
ラミネートベニア治療を受けてから1か月で再治療を受けることになる理由は何でしょうか?
比率が考慮されていませんでした
最も多い理由は、比率を考慮していないことです。
すべての歯を似たような大きさに作ると、不自然になります。
中切歯と側切歯の自然な大きさの関係が重要です。
ワンデー方式の限界
ワンデーや速成の製作方式では、透明感や立体感を表現することができません。
単一のセラミックブロックでは、自然な色の変化を作ることができません。
精密診断がありませんでした
ワックスアップのような精密診断の過程を経ずにすぐ製作すると、比率や形が合わなくなることがあります。
最終的な結果をあらかじめお見せし、患者様と合意する過程が重要です。
よくあるご質問 (Q&A)
Q1. ラミネートベニアをしてからまだ日が浅いのですが、再治療を受けても大丈夫ですか?
A. はい、大丈夫です。むしろ早めに再治療を受ける方が良いです。歯の状態も良く、再治療もより安全です。ストレスを我慢しながら過ごすより、早く解決する方が精神的な健康にも良いでしょう。
Q2. 全部やり直す必要がありますか?
A. いいえ、問題のある部分だけ再治療すれば十分です。精密な色調分析と形態設計によって、残りの歯と完璧にマッチングさせることができます。
Q3. レーザーによる除去は、通常のドリルより優れていますか?
A. はい、はるかに優れています。レーザーは接着層だけを選択的に除去するため、歯へのダメージを最小限に抑えられます。特に再治療の場合は歯の保存が非常に重要なため、レーザーによる除去が欠かせません。
本記事は、狎鴎亭(アックジョン)カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長の実際の臨床経験に基づいて作成されました。20年間審美治療を行っており、ラミスタ・アカデミーにて毎月、歯科医師の先生方にラミネートベニアの技法を指導しています。韓国初のラミネートベニア教科書を出版しました。
この記事は、カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長が診療室で書いた臨床記録で、原文は院長のブログに掲載されたものです。掲載写真は院長が施術した実際の症例です。治療結果は患者様お一人おひとりの状態により異なり、いかなる施術にも個人差や副作用の可能性があります。