誤ったラミネートベニア、オールセラミッククラウンの副作用と治療方法とは?
こんにちは。カンナム・ドリーム歯科院長のパク・ジョンウクです。
ラミネートベニアという治療は、
原則どおりに治療すれば、
副作用がかなり少ない治療です。
オールセラミッククラウンでもラミネートベニアでも、
ほとんどの副作用は、歯の切削量が過剰なために生じます。
オールセラミッククラウンは、ある程度決まった量の歯の切削が必要ですが、
どんな理由であれ、それ以上に多く削ってしまったり、
歯茎を刺激するような削り方をした場合、
歯茎の炎症が起こりやすくなります。
ラミネートベニアの場合には、
切削量が多くなると、
接着力が弱まり、脱落や破折が頻繁に起きたり、
歯がしみる症状が現れたりすることがあります。
実は、審美を目的とする治療において、
もっとも大きな問題となるのは、
結果が審美的でない場合です。
こうした副作用は、場合によっては再治療によって改善することができます。
前歯2本のオールセラミッククラウン治療の後、
深刻な歯茎の炎症でご来院されました。
さらに、2本の歯の形と色が
他の歯とも合っていませんでした。
歯茎の治療を継続して受けていたにもかかわらず、
炎症がなくならず、
再治療が必要だと言われて来院されました。
このような場合、クラウンが歯茎の内側に深く入り込みすぎていて、
継続的に炎症を引き起こしているケースです。
審美的な問題と歯茎の炎症の問題、この二つを解決しなければならないケースです。
クラウンを外してみると、
理由は分かりませんが、
かなり多く削られていました。
特に、歯茎の奥深くまで削られていることが問題です。
このように炎症がひどいケースでは、
仮歯を用いて、
歯茎の炎症が治まるのを待ってから、
再治療を仕上げる必要があります。
前歯2本のオールセラミッククラウン治療と同時に、
他の前歯に対するラミネートベニア治療も行います。
再治療の期間中、仮歯は歯茎の形の変化に合わせて何度も作り直されます。
仮歯の形を変えながら歯茎の炎症がなくなり、
健康な状態になったら、セラミックでオールセラミッククラウンの製作に入ります。
完璧ではありませんが、
最善の状態になった段階で、次の治療に進みます。
すでに歯の切削量が非常に多くなっているため、
完全な状態にするのは無理があります。
ラミネートベニア治療はすでに完成しており、
前歯の再治療は引き続き進められます。
歯茎への刺激を最小限に抑えられる方法で、
歯の形を整え、歯茎を治療した後、
セラミックで製作されたクラウンを試適します。
再治療から1週間が経過した状態です。
まだ歯茎は完全には安定していません。
6か月後の状態です。
ラミネートベニアとオールセラミッククラウンの歯の間で、歯茎が盛り上がってきているのが確認できます。
もともと損傷がひどかったケースなので、
歯茎が再び正常な状態に戻るまでには時間がかかります。
3年が経過した後の状態です。
歯茎は完全に盛り上がりましたが、
歯茎のケアがしっかりできている状態ではありません。
このように歯茎に問題があって再治療を行った場合には、
6か月ごとに継続的な歯茎のケアが必要です。
3年ぶりにご来院されたため、
歯茎のケアが十分にできているわけではありませんが、
そうした状況を考慮すれば、
かなり改善しているのが分かります。
自然な美しさ
Since 2006, カンナム・ドリーム歯科
この記事は、カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長が診療室で書いた臨床記録で、原文は院長のブログに掲載されたものです。掲載写真は院長が施術した実際の症例です。治療結果は患者様お一人おひとりの状態により異なり、いかなる施術にも個人差や副作用の可能性があります。