コラム 削らないラミネート

前歯がないのに削らないラミネートベニアができる? メリーランドブリッジ

文 · パク・ジョンウク院長(歯科保存科の専門医) 公開

こんにちは。カンナム・ドリーム歯科院長のパク・ジョンウクです。

事故や虫歯などで前歯を抜かなければならないことがあり、

また生まれつき前歯が一本ないケースも少なくありません。

歯が一本ないと、以前はブリッジという治療を行っていました。

ない歯の両隣の歯を、クラウン治療のように削って

つなげる方式です。

両隣の歯には問題がないのに、

大きく削らなければならないという欠点があります。

インプラントが登場したことで、

両隣の歯を犠牲にすることなく、

ない歯を回復できるようになりました。

前歯のインプラントの問題は、2つあります。

まず、審美的に物足りないという点です。

歯の色や形も重要ですが、歯茎の形や色も重要です。

歯茎が厚めの方は大きな問題はありませんが、

歯茎が薄い方は、歯茎側が暗く見えることがあり、

天然歯ほどの歯茎の形の美しさには及ばない場合があります。

もう一つの問題は、骨が不足しているとインプラントが容易ではないという点です。

特に下の前歯の場合、骨が薄くインプラントができないケースもかなりあります。

今日ご紹介するのは、このように前歯がないとき、

周りの歯に大きなダメージを与えることなく、

インプラントのように手術をしなくても、

ない歯を回復できる、

メリーランドブリッジについてです。

削らないラミネートベニアを、

歯の裏側に貼り付けるような方法だとお考えください。

(メリーランド歯科大学で始まった方法のため、メリーランドブリッジと呼ばれています。)

前歯がないのに削らないラミネートベニアができる? メリーランドブリッジ — 写真1

このように前歯2本が生まれつきない状態です。

通常、乳歯が長期間残ることになり、

永久歯がないため、骨がかなり薄くなっており、

骨移植と歯茎移植を伴うインプラントが必要な状況です。

前歯がないのに削らないラミネートベニアができる? メリーランドブリッジ — 写真2

矯正によって、歯のスペースをうまく確保した状態です。

このようなときに使えるのが、メリーランドブリッジです。

前歯がないのに削らないラミネートベニアができる? メリーランドブリッジ — 写真3

両隣の歯は天然歯のままなのに、

歯が2本だけ、ぽっかりと空いている状態です。

これをどうやって歯に付ければよいのでしょうか。

前歯がないのに削らないラミネートベニアができる? メリーランドブリッジ — 写真4

まさにこのような方式です。

2本の歯の横に、羽根のような形を延長させ、

その羽根の部分を両隣の歯に接着させる方法です。

隣の歯からすると、まるで裏側にラミネートベニアを貼り付けたような形になります。

歯茎側の形を見ると、あらかじめ歯茎の形が、まるで歯があるかのように見えるよう、

作られています。

前歯がないのに削らないラミネートベニアができる? メリーランドブリッジ — 写真5

このようにそっと差し込んでみると、

どのように接着するのか、より分かりやすいですよね。

前歯がないのに削らないラミネートベニアができる? メリーランドブリッジ — 写真6

このように接着が完了しました。

削らないラミネートベニアのような感覚で、

メリーランドブリッジが完成しました。

前歯がないのに削らないラミネートベニアができる? メリーランドブリッジ — 写真7
前歯がないのに削らないラミネートベニアができる? メリーランドブリッジ — 写真8

歯へのダメージがほとんどなく、

インプラントのように手術も不要で、

骨がなくても行える良い方法ですが、

すべての症例で可能なわけではありません。

まず、咬合的に干渉がないことが必要で、

両隣の歯の状態が非常に良好であってこそ可能になります。

自然な美しさ

Since 2006, カンナム・ドリーム歯科

この記事は、カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長が診療室で書いた臨床記録で、原文は院長のブログに掲載されたものです。掲載写真は院長が施術した実際の症例です。治療結果は患者様お一人おひとりの状態により異なり、いかなる施術にも個人差や副作用の可能性があります。

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