コラム 再治療

ラミネートベニア再治療 レーザーを使って歯を傷つけずに除去する方法

文 · パク・ジョンウク院長(歯科保存科の専門医) 公開

こんにちは。

狎鴎亭(アックジョン)駅近くのカンナム・ドリーム歯科、パク・ジョンウク院長です。

ラミネートベニア治療が永久的であれば良いのですが、

ある程度時間が経つと、再治療が必要になります。

最初の治療で歯の切削量が少なければ、

再治療の際の負担も少なくなりますが、

削らない、または微細切削という概念で治療を行う歯科医院が多くないため、

すでに切削量が非常に多くなっているケースがかなりあります。

ラミネートベニアの再治療をすることになる理由は、実にさまざまです。

正しく治療されていれば、破折や脱離よりも、

長く使用するうちに歯の位置や歯茎に変化が生じて、

審美的な満足度が下がったために行うケースが多いです。

次に多いのが、破折と脱離です。

咬み合わせの問題、ラミネートベニア自体の問題、衝撃などによって、

再治療をすることになります。

ひたすら審美的な理由でやり直される方も、かなり多くいらっしゃいます。

一か月前に治療したのに、

あまりにも見た目が良くなくてやり直される方もときどきいらっしゃるので、

審美のための治療は、やはり審美性が最も重要なようです。

ここでの問題は、

再治療の際に、ラミネートベニアをうまく取り外せるかどうかです。

ラミネートベニア再治療 レーザーを使って歯を傷つけずに除去する方法 — 写真1

当院で削らない(ノンプレップ)ラミネートベニアをされた方です。

右側の写真は、ラミネートベニアを片側ずつ装着して撮影したものです。

削らずに、自然に仕上がっていましたが、

数年後、ほかの歯科医院で再治療が必要だと言われ、除去してやり直したところ、

あまりにも人工的で不格好な仕上がりになってしまい、再びやり直したいと当院にいらした方です。

ラミネートベニア再治療 レーザーを使って歯を傷つけずに除去する方法 — 写真2

このような状態で再び来院されました。

当院で行うような天然歯の印象がまったく感じられない、

誰が見ても不自然で窮屈な歯になっていました。

私が削らずに治療した症例だったため、

ラミネートベニアを除去すればそのままの状態だろうと思いながら除去したのですが、

ラミネートベニア再治療 レーザーを使って歯を傷つけずに除去する方法 — 写真3

ところが…

切削量が非常に多くなっていたのです。

ラミネートベニアがあまりに強固に接着されていたため、

取り外すのにとても苦労されたとのことでした。

もちろん、ラミネートベニアの基本的な切削量を考えれば、

極端に多く削られたわけではありませんが、

もともと削らないラミネートベニアだったことを考えると、

非常に残念に思います。

このように切削量が多くなる理由は、

ラミネートベニアの除去方法をよく知らないためです。

実は、私のようにラミネートベニア治療を17年近く、

一筋に続けている歯科医師は、それほど多くありません。

そのため、経験の面でも、関連する最新の論文について、

フォローアップに関しても、

専門性を持つことが難しいのです。

ラミネートベニア治療を行う歯科医師の数も少ないですが、

ラミネートベニアの再治療には、さらなる専門性が求められます。

ラミネートベニアの除去方法は、二つに分かれます。

歯科医院に来られると、最もよく耳にする音が、

「ウィーーーン」

というハイスピードハンドピースの音です。

このような高速で回転する器具を用いて、

ラミネートベニアを削って除去する方法が、

最もよく使われる方法です。

問題は、きちんと製作されたラミネートベニアの場合、

歯とラミネートベニアの区別がつきにくいため、

セラミックを除去する際に、歯まで一緒に削られてしまうケースが多々あるということです。

上の症例のようにです。

もっと良い方法はないのでしょうか???

それが、レーザーを用いた除去方法です。

上の症例ではなく、別の症例をご紹介します。

レーザーを用いて、

セラミックを割るのではなく、

歯とラミネートベニアの間にある接着剤を溶かして除去する方法です。

ラミネートベニア再治療 レーザーを使って歯を傷つけずに除去する方法 — 写真4
ラミネートベニア再治療 レーザーを使って歯を傷つけずに除去する方法 — 写真5
ラミネートベニア再治療 レーザーを使って歯を傷つけずに除去する方法 — 写真6
ラミネートベニア再治療 レーザーを使って歯を傷つけずに除去する方法 — 写真7

このようにレーザーを用いると、

歯へのダメージを最小限に抑えることができます。

歯にまったくダメージがないと言えば、実は少し大げさです。

先ほど申し上げたハイスピードハンドピースを用いた除去に比べれば、

はるかに少ないと申し上げられます。

本当にごくわずかな、ほとんど気にしなくてもよい程度のダメージしか生じないと思います。

この部分については、私がおそらく今年末から来年にかけて、

集中的に歯科医師を対象に講義を行うことになりそうです。

今年までは、コロナの影響で講義があまりありませんでしたが、

来年からは、講義が数多く予定されるようになりました。

では、先ほどの症例に戻りましょう。

ラミネートベニアをこのような方式で除去し、

歯へのダメージを最小限に抑えたうえで、

天然歯の印象を生かしてラミネートベニアの再治療を行いました。

ラミネートベニア再治療 レーザーを使って歯を傷つけずに除去する方法 — 写真8
ラミネートベニア再治療 レーザーを使って歯を傷つけずに除去する方法 — 写真9
ラミネートベニア再治療 レーザーを使って歯を傷つけずに除去する方法 — 写真10
ラミネートベニア再治療 レーザーを使って歯を傷つけずに除去する方法 — 写真11

天然歯のさまざまな特徴をすべて生かして治療しました。

自然な立体感、深みのある透明感、歯の比率と形など、

ワンデー方式では決して及ばない、

カンナム・ドリーム歯科ならではの、審美性の極みです(^^)

ラミネートベニアの再治療を行う際には、

歯へのダメージを最小限に抑える、

レーザーによるラミネートベニア除去方法は、

審美性と健康の両方を考えるうえで、最も重要な部分です。

Since 2006, カンナム・ドリーム歯科

この記事は、カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長が診療室で書いた臨床記録で、原文は院長のブログに掲載されたものです。掲載写真は院長が施術した実際の症例です。治療結果は患者様お一人おひとりの状態により異なり、いかなる施術にも個人差や副作用の可能性があります。

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