コラム 削らないラミネート

自然な狎鴎亭のノンプレップラミネート

文 · パク・ジョンウク院長(歯科保存科の専門医) 公開

こんにちは。ドリーム歯科院長のパク・ジョンウクです。

ラミネート治療を希望される方なら、

誰もが一度は「自分もノンプレップラミネートが可能だろうか」と考えたことがあるはずです。

歯を削ってまで治療するのは気が引けるけれど、

歯をきれいに変えたい気持ちもあり…

そういう意味で、ノンプレップラミネートにはかなりのメリットがあります。

歯を削らないということは、

いつかラミネートを取り外したときに、

また今の状態に戻れるという意味にもなるからです。

さらに歯にダメージがないため、

さまざまなラミネートの副作用が起こる心配もありません。

ある意味、最も理想的なラミネートがノンプレップラミネートだと言えます。

問題は、すべての症例がノンプレップで可能なわけではないという点です。

むしろ可能な症例の方が少ないのが実情です。

当院に来院される方のうち、10%前後の方だけがノンプレップで可能だと言えます。

ノンプレップでラミネートを行い、

歯が美しく仕上がるためには、次の三つの条件が欠かせません。

歯が小さいこと

歯並びが良いこと

歯が出っ張っていないこと

もちろん上記の三つの条件に合わなくても、

ノンプレップでラミネートを行うこと自体は可能です。

しかし結果が美しく仕上がりません。

このように三つの条件が合う場合は、

現在の問題点を把握し、どのように歯を美しくするかを診断する過程を経て治療を進めていきます。

自然な狎鴎亭のノンプレップラミネート — 写真1

歯があまりにも小さく、形も不自然でラミネートを希望して来院されました。

まず歯のサイズがかなり小さい状態です。

平均的な歯より15%ほど小さい状態であるため、

見た目にも歯が非常に小さいことが、誰の目にもひと目でわかるほどです。

前歯に比べて、

他の歯は形こそ不自然ですが、

幅はそれほど小さくないため、

前歯が小さいことがより際立って見えています。

さらに歯の形も、前歯は四角い形なのに対して、

他の歯は先の尖った形であるため、

歯の大きさと形の両方を改善する必要がある症例です。

幸い、先ほど申し上げた

ノンプレップラミネートの条件にすべて該当する症例であったため、

無理なくラミネート治療が可能です。

何よりもノンプレップラミネートは診断が重要です。

治療の結果をあらかじめ確認しながら治療を進められるため、

精密な診断が最も重要だと言えます。

詳しい診断の過程と、当院のラミネートの特徴については、

下記のリンクをご参照ください。

自然な狎鴎亭のノンプレップラミネート — 写真2
自然な狎鴎亭のノンプレップラミネート — 写真3
自然な狎鴎亭のノンプレップラミネート — 写真4
自然な狎鴎亭のノンプレップラミネート — 写真5

このようにワックスアップによる精密診断の過程を経ると、

ワックスで作られた歯の形が出来上がります。

この形を利用して、

治療前に歯の上に仮歯を作り、

自分の歯がどのように変わるのかをあらかじめ確認します。

自然な狎鴎亭のノンプレップラミネート — 写真6

ワックスアップされた形をもとに、口の中でレジンを使って仮歯を作ってみます。

この形を用いて患者様と十分に話し合いながら、

歯の形を決めていきます。

歯のサイズが急に大きくなるため、

サイズの変化を直接確認しながら進める必要があります。

この過程では歯茎の形にも変化を加えます。

自然な狎鴎亭のノンプレップラミネート — 写真7

レーザーを用いて歯茎の整形も行います。

ただし今回のケースでは、

歯の長さを大きく伸ばす必要のある症例ではなかったため、

形をある程度左右対称に整えることを目標に進めます。

自然な狎鴎亭のノンプレップラミネート — 写真8

ホワイトニングまで行い、2週間後に歯の色と歯茎の形の変化を確認します。

いよいよラミネートの製作とセットを行います。

自然な狎鴎亭のノンプレップラミネート — 写真9

ラミネート治療が完了しました。

当院のラミネートの最大の特徴は、

自然さです。

おそらくラミネートだと言わなければ、

上の歯が天然歯なのかラミネートなのか見分けるのはとても難しかったはずです。

歯の部位ごとに多様な色味がすべて生きています。

ノンプレップラミネートはセラミックの厚みが極めて薄いです。

ノンプレップだけでなく、ほとんどのラミネートは

セラミックの厚みがかなり薄いため、これほど多様な表現をすることは非常に難しくなります。

特に歯の先端の透明感を、これほど薄いセラミックで表現することは、

時間的にも技術的にも非常に難易度の高い過程です。

難しいがゆえに、このように自然な結果を作るのではなく、

不自然で目立つ仕上がりになりがちです。

例えばこのようなケースです。

自然な狎鴎亭のノンプレップラミネート — 写真10

左右対称も合っていないだけでなく、

歯を一本一本見ると、天然歯としての基本的な形も備えていません。

歯は不透明で、さらに歯ごとに色まで異なっています。

もちろん、このように不透明で四角い形を好まれる方もいらっしゃいますが、

当院が目指すラミネートとはかけ離れたラミネートです。

このような方式は、ワンデー方式、つまりコンピューターによってデザイン・製造される場合がほとんどです。

もちろん手作りだからといって、すべてが当院のように天然歯そのもののようなラミネートになるわけではありません。

長年の経験が何よりも重要です。

自然な狎鴎亭のノンプレップラミネート — 写真11
自然な狎鴎亭のノンプレップラミネート — 写真12

さまざまな角度から見ても、

歯の一本一本の表現が非常に多様であることを感じられます。

ノンプレップラミネートにおいても、

天然歯の多様な表現をできる限り盛り込むことが、

一段と高いレベルのラミネートだと言えます。

自然な美しさ

Since 2006, ドリーム歯科

この記事は、カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長が診療室で書いた臨床記録で、原文は院長のブログに掲載されたものです。掲載写真は院長が施術した実際の症例です。治療結果は患者様お一人おひとりの状態により異なり、いかなる施術にも個人差や副作用の可能性があります。

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