コラム 削らないラミネート

無切削ラミネートベニアを受ける前に、正しく知っておこう!

文 · パク・ジョンウク院長(歯科保存科の専門医) 公開

こんにちは。ドリーム歯科医院長のパク・ジョンウクです。

前回の投稿に続いて、

無切削ラミネートベニアについて、もう一度お話ししたいと思います。

私が歯科医師を対象に行う講義の中で、

歯科医師たちが最も関心を持って見ている内容が、

無切削ラミネートベニアに関する部分です。

ラミネートベニア治療は、

ほとんどの歯科医師にとっても、馴染みの薄い治療です。

特に無切削ラミネートベニアは、

歯科医師の経験と、ラミネートベニアを製作するセラミストの技術が、

うまく噛み合ってこそ可能になる治療であるため、

歯科医師同士の間でも、これが可能かどうかという議論がよく交わされます。

まず、すべてのケースで無切削ラミネートベニアが可能なわけではありません。

1. 歯が小さいこと

2. 歯並びが良いこと

3. 歯が出っ張っていないこと

このように3つの条件が満たされてこそ、

無切削ラミネートベニアが可能になりますが、

ラミネートベニア治療のために来院される患者さんの中で、

こうした条件に当てはまる方はそう多くありません。

無切削ラミネートベニアを受ける前に、正しく知っておこう! — 写真1

歯が全体的にかなり小さい状態です。

歯並びは良く、

歯はやや内側に入り込んだ、いわゆる叢生気味の状態でした。

無切削ラミネートベニアにとって、最適な状態だと言えます。

患者さんがラミネートベニア治療を通じて望んでいたことも、

歯を大きくして、笑ったときに歯がもう少し見えるようにしたい、というものでした。

無切削ラミネートベニアを受ける前に、正しく知っておこう! — 写真2
無切削ラミネートベニアを受ける前に、正しく知っておこう! — 写真3

無切削ラミネートベニアであるため、

歯を削ることなく、そのまま型取りを行い、

ラミネートベニアの製作に入ります。

セラミックの厚みは、薄い部分では0.1mm以下から、

厚い部分は0.3~0.5mm程度で製作されます。

最近、ワンデー方式といって、

1日でラミネートベニア治療が完了する方式が流行してはいます。

そうした工場式の製作方式では、決して到達できない領域です。

その違いについては、下記リンクをご参照ください。

無切削ラミネートベニアを受ける前に、正しく知っておこう! — 写真4
無切削ラミネートベニアを受ける前に、正しく知っておこう! — 写真5

このように製作されたラミネートベニアを、

歯に接着することになります。

接着の前に、歯の上に一度乗せてみて、

患者さんと大きさや色味の変化について話し合い、

患者さんが満足されたら、

セッティングを進めます。

無切削ラミネートベニアを受ける前に、正しく知っておこう! — 写真6

片側だけ乗せた状態で、写真を撮ってみました。

元の歯との違いを、はっきりと感じることができます。

大きさは大きくなり、

歯には自然な印象がしっかりと残っています。

無切削ラミネートベニアを受ける前に、正しく知っておこう! — 写真7

叢生気味だった印象も改善されているのが確認できます。

歯の表面には、天然歯と同じような質感を感じられるように表現しました。

無切削ラミネートベニアを受ける前に、正しく知っておこう! — 写真8

すべてのラミネートベニアを乗せた状態です。

歯の先端の自然な表現がよく確認できます。

無切削ラミネートベニアの場合、

セラミックをかなり薄く製作する必要があるため、

こうした自然な表現をすべて盛り込むのは容易ではありません。

優れたセラミストが名品を作り上げるように製作するからこそ、

可能になるのです。

無切削ラミネートベニアを受ける前に、正しく知っておこう! — 写真9

歯茎を刺激しないよう、

セラミックをデザインすることがとても重要です。

無切削ラミネートベニアを受ける前に、正しく知っておこう! — 写真10

歯の表面の質感も、天然歯の印象をしっかりと活かす必要があります。

無切削ラミネートベニアは、

技術力がとても重要です。

自然な美しさ

Since 2006, ドリーム歯科

この記事は、カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長が診療室で書いた臨床記録で、原文は院長のブログに掲載されたものです。掲載写真は院長が施術した実際の症例です。治療結果は患者様お一人おひとりの状態により異なり、いかなる施術にも個人差や副作用の可能性があります。

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