ラミネート治療前の相談でよくある様々な質問 第2部
こんにちは。ドリーム歯科院長のパク・ジョンウクです。
前回の投稿に続いて、
ラミネート治療を希望される方が、
来院された際に私によくされる質問の中から、
よく出てくる内容についてお話ししていきます。
4. ラミネートにはどのようなセラミックを使用しますか。
実は、このように直接質問される方はそれほど多くありません。
時折、治療前にインターネットで多くの情報を調べてこられる方もいらっしゃいますが、
製品名や成分まで質問される方は珍しいです。
ただ、一部の歯科医院が「当院だけの特別な材料を使用している」と広告しているのを見て、
その材料が良いものなのか、あるいは当院でもその材料を使っているのかとお問い合わせいただくことがあります。
はっきりと申し上げられるのは、
特定の歯科医院だけが使用できる材料というものは存在しません。
歯科材料というのは、誰もが自由に作って使用できるものではなく、
開発された後、歯科での使用に適しているかどうかの検証と許可が必要です。
ほとんどの場合、一つの歯科医院が単独で開発して使用するには複雑で費用もかかりすぎるため、
セラミックの場合は、セラミック製造会社がこうした手続きを行うことになります。
一度許可が下りると、会社側としてはできるだけ多く販売しなければ利益が出ないため、
一つの歯科医院だけに供給するはずがありません。
最近では、セラミック会社がセラミック材料に歯科医院のロゴを印刷してくれるサービスを提供することもありますが、
そのように歯科医院の名前が印刷されているからといって、特別な材料になるわけではありません。
前置きが長くなりました。
ラミネート用のセラミックは、大きく2種類に分けられます。
一つはFeldspar(フェルドスパ)と呼ばれ、もう一つはLithium disilicate(リチウムジシリケート)と呼ばれます。
これは単なる材料の名称であり、各社がそれぞれ独自の名前を付けて販売しています。
これらの材料も、コンピューターによって製造されるか、ハンドメイドで製造されるかによって、
加工方法が異なります。
そして、2つの材料を併用するか、一つの材料だけを使用するかによっても変わってきます。
組み合わせのパターンはかなり多くなります。
どのような材料を使用するとしても、
歯の状態に合わせて、それぞれの材料を上手に使い分けることが非常に重要です。
良い材料であっても、使い方を誤れば良い結果は得られません。
こうした様々な組み合わせの中で、歯科医師と歯科技工士のいずれもが認める、
もっとも難易度の高いラミネートでありながら、歯の削除量を最小限に抑えられ、
結果も天然歯にもっとも近く見えるのが、
ハンドメイドで製作されるFeldsparです。
2本の歯だけをラミネート治療して、
ほかの天然歯と見分けがつかないほどに仕上げる必要があるケースです。
前歯2本だけに最小限の削除を行います。
製作されたFeldsparラミネートは、極めて薄くなっています。
しかし、その中に天然歯の特性がすべて詰まっています。
治療結果は、天然歯以上の美しさを持つことになります。
こうした方法は、すべてのケースに適用できるわけではありません。
先ほど申し上げたとおり、
状況に応じて、上手に使い分ける必要があります。
ハンドメイド方式とコンピューターによる方式の違いについては、下記のリンクをご参照ください。
5. 前歯にレジンで虫歯治療を受けたことがありますが、ラミネートは可能ですか。
まず結論からお伝えすると、可能です。
あまりにも古くなって変色していたり、脱落のリスクがある場合でない限り、
レジンの上にラミネートを接着することが可能です。
ただし、できればレジンを再治療しながらラミネートを行うのが望ましいです。
歯と歯の間に虫歯とレジン治療が行われていたケースに、ラミネート治療を行った例です。
先ほど申し上げたとおり、虫歯とレジンを再治療してから治療を行う方が、
長期的により有利です。
6. 無削除のラミネートは可能ですか。
すべてのケースで無削除ラミネートが可能であれば、
私自身もとても嬉しく思います。
無削除ラミネートには、
まず次の3つの条件が必須です。
歯が小さいこと
歯並びが良いこと
歯が出っ張っていないこと
この条件にぴったり当てはまるケースは、それほど多くありません。
私自身も、できるだけ歯の削除を少なくするために、
本当に多くの努力をしていますが、
無削除ラミネートのケースは非常に少ないとお考えください。
このように歯の間に隙間がある場合、
先ほどご説明したFeldsparを用いて、
極めて薄いラミネートを作り、
歯を削らずに接着する方法があります。
このように自然な形で治療が可能です。
あるいは、このように歯が小さい場合にも可能ですが、
部分的に行うのではなく、
歯全体を極めて薄いセラミックで覆う方法です。
無削除ラミネートでありながら、
天然歯の美しさがすべて表現されています。
自然な美しさ
Since 2006, ドリーム歯科
この記事は、カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長が診療室で書いた臨床記録で、原文は院長のブログに掲載されたものです。掲載写真は院長が施術した実際の症例です。治療結果は患者様お一人おひとりの状態により異なり、いかなる施術にも個人差や副作用の可能性があります。