削らないラミネートの種類について!
こんにちは。ラミスタ・アカデミーディレクター、ドリーム歯科院長のパク・ジョンウクです。
歯科医師の先生方のために、ラミスタ・アカデミーは、
正しいラミネート治療を講義するセミナーグループです。
私が20年間積み重ねてきたラミネートの診断と治療方法について、
15時間の講義とハンズオンを通じてお伝えしています。
20年間のラミネート治療を集約した、
『최소 삭제를 위한 라미네이트 임상』(最小削除のためのラミネート臨床)を出版し、
より多くの歯科医師の先生方が、
より正しいラミネート治療を行えるよう努めています。
ラミネートの講義を行う中で、歯科医師の先生方からいただくさまざまな質問の中でも、
特に多くいただく質問が2つあります。
そのうちの一つが、「削らないラミネート」についてです。
削らないラミネートが可能なのかという質問から、
どのように治療すればよいのかという質問まで、
削らないラミネートは、歯科医師にとってもまだ馴染みが薄いというのが実情です。
削らないラミネートの種類
削らずに行うラミネートには、大きく2つの種類があります。
1) 歯が小さい、または
歯と歯の間にすき間があるためにラミネートを行う場合
このように歯と歯の間にすき間がある場合、
歯を削ることなく、ラミネートを使ってすき間を埋める方式です。
極めて薄い部分ラミネートを製作します。
ラミネートを接着すると、
歯と歯の間のすき間がなくなり、天然歯の質感がよく生かされます。
複数のすき間がある場合にも可能です。
歯と歯の間のすき間ごとに、ラミネートを入れる必要があります。
複数の部分ラミネートを製作し、
歯を削ることなくすき間を埋めます。
この方法はレジンでも可能ですが、
レジンは時間が経つと変色するため、寿命が短くなります。
ラミネートは変色しないという利点に加えて、
レジンより硬いため、寿命が長くなります。
ただし、ラミネートと歯が接する部分は、
変色する可能性があるため、歯科医院での定期的な検診が必ず必要です。
歯と歯の間にできるすき間は、矮小歯によっても生じます。
このように、前歯の隣にある2本の歯が小さい場合を矮小歯と呼びます。
他の歯に比べて著しく小さいため、審美的な問題が生じます。
このような場合にも、歯を削ることなくラミネートが可能です。
これまで見てきたすべてのケースにおいて重要なのは、
ラミネートが天然歯とどれだけ調和しているかです。
他の天然歯とうまく調和し、どの歯が
ラミネートで、どの歯が天然歯なのか見分けがつかないほどに、
ラミネートを製作することが、審美的なラミネートなのです。
2) 複数の歯を同時に治療し、歯の全面に装着しながら、
歯の色と形を全体的に改善する方式のラミネート
歯並び自体は良いものの、前歯が内側に傾いている(いわゆる「巻き込み歯」)ため、話したり笑ったりしても歯があまり見えない状態です。
審美的な目的で複数のラミネートが必要になりますが、
このように前歯が内側に傾いている状態であれば、削らないラミネートが可能な場合が多くあります。
ラミネートは非常に薄く製作されます。
このように薄いラミネートであっても、天然歯のさまざまな特徴をしっかりと表現しなければなりません。
ラミネート治療後の様子です。
歯科医師が見ても、ラミネートなのか、
天然歯なのか見分けがつかないほどの表現をご覧いただけます。
このように、削らないラミネート治療においても重要なのは、
自然な美しさです。
人工的で不自然なラミネートは、簡単で早く、
安く大量に作るための手段であって、正しい方向ではありません。
5月の講義に続き、6月の講義は6/28・29の両日にわたって行われます。
この記事は、カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長が診療室で書いた臨床記録で、原文は院長のブログに掲載されたものです。掲載写真は院長が施術した実際の症例です。治療結果は患者様お一人おひとりの状態により異なり、いかなる施術にも個人差や副作用の可能性があります。