重度にすり減った歯のラミネートベニア治療症例
こんにちは。カンナム・ドリーム歯科院長のパク・ジョンウクです。
歯は使えば使うほどすり減ります。
すり減る理由はさまざまです。
歯同士がこすれ合ってすり減り、問題が生じることもありますし、
硬い食べ物をよく食べてすり減ることもあります。
こうしたすり減りの中でもっとも深刻なのが、化学的なすり減りです。
歯が酸によって酸蝕される場合です。
逆流性食道炎や食生活によって
歯がすり減っていきます。
このようなケースには多様な治療方法があり、
そのほとんどがかなり難易度の高い方法でもあります。
ラミネートベニアが多くの場合、最適な治療方法です。
以前に投稿した、ラミネートベニアのサンドイッチテクニックを活用した
逆流性食道炎の症例は、下記のリンクをご参照ください。
今回のケースは、こうした酸による酸蝕と、
歯同士の咬耗・すり減りなどが複合的に起きたケースです。
歯のかなりの部分が、
さまざまな理由ですり減ってなくなっていました。
逆流性食道炎や歯ぎしりなど、さまざまな理由がありました。
矯正によって、歯ぎしり時の歯の過度な咬合が解消され、
ラミネートベニアが可能な状態になりました。
歯の診断を行います。
細部にわたる診断が非常に重要な治療です。
すべてのラミネートベニア治療において、
もっとも重要なのは診断です。
上記のリンクと同様の方法で診断を進め、
歯の尖った部分だけを整えてラミネートベニアを行うことにしました。
現在の状態でもっとも改善すべき部分は、歯の長さです。
歯茎の整形を通じて、
歯の長さを確保します。
ただし、骨の位置と歯茎の状態によって、
歯茎を切除できる量が変わってきます。
残念ながら、多くの量を切除できるケースではありませんでした。
歯茎の整形を行い、
歯の粗い部分を整え、ラミネートベニアのための準備を仕上げます。
極めて薄いセラミックでラミネートベニアを
自然な歯の色味と透明感を表現するためには、
かなりの努力と丁寧さが必要です。
もちろん、長期間かけて培われた熟練の技術とノウハウも欠かせません。
多くの場合、簡単に作られる
コンピューターによる製作方式が利用されています。
最先端ではありますが、
審美的な面では、ハンドメイドに比べてかなり劣ります。
いかにもラミネートベニアだと分かるように作るのは簡単です。
しかし、このように天然歯のように
作り上げるのは、かなり難しく大変な工程です。
Since 2006, カンナム・ドリーム歯科
この記事は、カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長が診療室で書いた臨床記録で、原文は院長のブログに掲載されたものです。掲載写真は院長が施術した実際の症例です。治療結果は患者様お一人おひとりの状態により異なり、いかなる施術にも個人差や副作用の可能性があります。