コラム 削らないラミネート

削らないラミネートベニアによる自然な変化|カンナムのラミネートベニア症例

文 · パク・ジョンウク院長(歯科保存科の専門医) 公開

歯の形が四角く、色が暗く見える20代の患者様の症例です。

カンナム・ドリーム歯科では、削らないラミネートベニアを基準に、必要な分だけ「精密最小切削」を行い、

色・形・透明感すべてが自然な前歯のラミネートベニアを実現しました。


🦷 はじめに

削らないラミネートベニアは、

歯をほとんど削らないか、

本当に必要な分だけ最小限に調整する方式で、

多くの患者様に好まれている治療です。

特に20〜30代の患者様の中には、

歯の構造をほとんどそのまま維持しながら、

色と形だけを自然に改善したいと来院される方が多く見られます。

今回の患者様(20代半ばの女性)も、

見た目には歯が暗く見えましたが、実際には透明度が強すぎることで、

全体的にくすんで四角く見える状態でした。

歯の比率が良くなかったため、

完全に削らない治療ではありませんでしたが、

麻酔なし、仮歯なし、日常生活に支障のないレベルの最小限の切削のみを行いました。


📸 本文

削らないラミネートベニア
削らないラミネートベニア

📍 写真1 — 来院時の状態

歯の形が四角く、先端がぼやけて見え、

全体的に暗い印象が強い。

しかし実際には変色ではなく、透明度が高すぎることによる見た目上の問題。


削らないラミネートベニア
削らないラミネートベニア

📍 写真2 — 診断分析

精密分析により、歯と歯の比率が不自然であることを確認。

(※ 歯の黄金比には根拠がないとする最新の研究の方向性に基づき、ここでは言及しません。)

特に前歯2本が大きく見える左右非対称があり、

比率の改善が治療の核心であった。


削らないラミネートベニア
削らないラミネートベニア

📍 写真3 — ワックスアップ(精密診断)

ワックスアップによって、

歯の大きさ・幅・曲線・面の角度を再設計。

分析結果に基づいて比率をしっかりと定め、

最終的な形をあらかじめ視覚的に確認できるように進めた。


削らないラミネートベニア
削らないラミネートベニア

📍 写真4 — 顕微鏡下での最小限の切削

顕微鏡を使い、ごく微細な部位だけを選択的に切削。

写真だけを見るとほとんど変化がないほどだが、

この最小限の切削こそが、

ラミネートベニアの厚み、境界、透明感、形を決定づける、非常に重要な段階。

麻酔なしで行い、

日常生活に支障のない最小限の切削のみを行った。


削らないラミネートベニア
削らないラミネートベニア
削らないラミネートベニア
削らないラミネートベニア
削らないラミネートベニア
削らないラミネートベニア

📍 写真5・6・7 — 製作したラミネートベニアを部分的に載せてみた状態

片側だけ載せた写真から、

歯の明るさ、先端の透明感、表面の艶が、

どれほど自然に改善されたかが肉眼で確認できる。

もとの歯の長所は生かしつつ、短所はしっかりと補った状態。


削らないラミネートベニア
削らないラミネートベニア
削らないラミネートベニア
削らないラミネートベニア
削らないラミネートベニア
削らないラミネートベニア

📍 写真8・9・10 — 最終的なラミネートベニア装着後

歯の色は明るくなりながらも人工的ではなく、

透明度・形・曲線のすべてが患者様の顔と完璧に調和している。

四角かった印象は完全になくなり、

天然歯のような立体感が生まれ、

笑顔がはるかに柔らかく、はっきりとした印象に変わった。

患者様も「こんな結果になるなら、もっと早くやればよかった」と大変満足されていた。


🔍 結論

削らないラミネートベニアは、

単に「削らない」ことが核心なのではありません。

必要な部分だけを精巧に微調整し、

歯一本一本の条件を正確に分析し、

ハンドメイド・ビルドアップ方式で自然さを実現してこそ、

初めて本当の意味での削らないラミネートベニアが完成します。

今回の症例は、

ほとんど削らないままで、

色・形・透明感のすべてが完璧に改善された代表的な事例です。


❓ Q&A

Q1. 削らないラミネートベニアだと、歯の大きさがより大きくなりませんか。

歯の大きさが増してしまうリスクがあるため、

ワックスアップの段階でまず比率の調整を行い、

必要な分だけ最小限に削るため、自然な大きさに保たれます。

Q2. 麻酔なしでラミネートベニアはできますか。

可能です。

今回の症例のように、本当にわずかな切削だけで済む場合は、

麻酔なしでも痛みなく治療できます。

Q3. ラミネートベニアをしたと分からないようにするには?

ハンドメイド・ビルドアップ方式と精密診断が欠かせません。

1種類のセラミックだけで作る方式は、

透明感と自然さの面で、大きな差が出ます。

この記事は、カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長が診療室で書いた臨床記録で、原文は院長のブログに掲載されたものです。掲載写真は院長が施術した実際の症例です。治療結果は患者様お一人おひとりの状態により異なり、いかなる施術にも個人差や副作用の可能性があります。

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