コラム 削らないラミネート

最小限の切削によるラミネートベニアは本当に美しく仕上がるのか?

文 · パク・ジョンウク院長(歯科保存科の専門医) 公開

こんにちは。カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長です。

今でも、最小限の切削によるラミネートベニアを「良くない」治療だと考えている方が多くいらっしゃいます。

今から10年ほど前、多くの歯科医院が、

適応症でもないのに、あまりにも無理をして、

歯を大きく削って治療した結果、

その副作用がメディアで報道され、

その治療を受けた芸能人たちも関連して、

副作用についてさまざまな話をするようになり、

さまざまな悪評を背負うことになりました。

ラミネートベニアは、本当にそれほど良くない治療なのでしょうか?

私自身も、よく考えます。

最近いらした方も、ラミネートベニアといえば必ず副作用が多く、

歯の健康を損なう治療だと思っていらっしゃいました。

最小限の切削によるラミネートベニアは、

正確な診断によって、治療後に起こり得る副作用を最小限に抑えるのであれば、

歯の健康を損なう良くない治療ではありません。

ここで重要なのは、

歯をどれだけ少なく削れるかということです。

歯の切削量が多いと、副作用が増えます。

言い換えれば、歯をまったく削らなければ、それだけ副作用が最小限になるということです。

このように、削らない(ノンプレップ)ラミネートベニアが可能な場合であれば、

副作用がほとんどなく、歯を美しくすることができます。

最小限の切削によるラミネートベニアは本当に美しく仕上がるのか? — 写真1

歯がかなり小さく、歯と歯の間にすきまもあり、

長さも非常に短い状況です。

さらに、いわゆる叢生と呼ばれる歯並びです。

歯が内側に入り込む方向へ傾いています。

削らないラミネートベニアが可能な場合には、三つの条件が必要です。

歯が小さいこと、

歯並びが良いこと、

出っ張っていないこと、です。

上の症例は、この三つの条件すべてにうまく当てはまるケースです。

まず、治療のための診断を行います。

最小限の切削によるラミネートベニアは本当に美しく仕上がるのか? — 写真2

このように歯の比率が良くない場合には、

比率をできるだけ平均に近づける必要があります。

歯の長さが短く、横に平べったく見える状況ですが、

歯と歯の間にすきままであるため、

そのままラミネートベニアをすると、歯が横にさらに広く見えてしまいます。

この問題を解決するために、歯茎の整形を行います。

歯茎の健康に問題が出ない範囲でのみ、歯茎を切除する過程です。

上の症例では、歯茎を切除しても生理的なスペースが確保できるため、

歯茎の健康にまったく問題がない状況でした。

歯が下の歯を大きく覆っている過蓋咬合の状況だったため、

長さそのものを長くすることができず、

歯茎の整形が最も良い方法となる症例です。

このように結果を予測する過程を、

ワックスアップ精密診断といいます。

削らないラミネートベニアにおいて、最も重要な過程です。

最小限の切削によるラミネートベニアは本当に美しく仕上がるのか? — 写真3

このように結果を予測したうえで、

治療に入ります。

歯は削らず、歯茎の整形だけを行います。

最小限の切削によるラミネートベニアは本当に美しく仕上がるのか? — 写真4

歯茎の整形を行うと、歯がすっきりと見えませんか?

これほどまでに、歯の長さと幅の比率は非常に重要です。

最小限の切削によるラミネートベニアは本当に美しく仕上がるのか? — 写真5

一週間が経ち、歯茎が安定した後の状態です。

この状態から型を採り、最小限の切削によるラミネートベニアの製作に入ります。

最小限の切削によるラミネートベニアは本当に美しく仕上がるのか? — 写真6
最小限の切削によるラミネートベニアは本当に美しく仕上がるのか? — 写真7

削らないラミネートベニアを製作した後、

片側ずつ装着して写真を撮ってみました。

もとの歯よりも、より自然で美しく変わったことが分かります。

最小限の切削によるラミネートベニアは本当に美しく仕上がるのか? — 写真8
最小限の切削によるラミネートベニアは本当に美しく仕上がるのか? — 写真9

歯の側面までしっかりと覆っていることが確認できます。

このように極めて薄いセラミックでありながらも、

天然歯のさまざまな表現が込められています。

削らないラミネートベニアは、通常0.1〜0.7mm程度で作られますが、

多くの場合、一種類の材料だけで作るため、

白く不自然な仕上がりになりがちですが、

当院、カンナム・ドリーム歯科の最小限の切削によるラミネートベニアは、

薄くても、さまざまな材料を組み合わせて、

複数の層で作るため、

自然さが生きています。

最小限の切削によるラミネートベニアは本当に美しく仕上がるのか? — 写真10

歯をまったく削ることなく、

このように美しい形で、自然で美しく、

最小限の切削によるラミネートベニアが完成しました。

自然な美しさこそが、カンナム・ドリーム歯科の最大の特徴であり、

ほかが真似できない部分です。

最小限の切削によるラミネートベニアは本当に美しく仕上がるのか? — 写真11
最小限の切削によるラミネートベニアは本当に美しく仕上がるのか? — 写真12

Since 2006, カンナム・ドリーム歯科

この記事は、カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長が診療室で書いた臨床記録で、原文は院長のブログに掲載されたものです。掲載写真は院長が施術した実際の症例です。治療結果は患者様お一人おひとりの状態により異なり、いかなる施術にも個人差や副作用の可能性があります。

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