ラミネートベニアはどのように作られるのか|自然なラミネートベニアの本質を探る
最近、歯科の広告を見ると「即日ラミネートベニア」というフレーズがよく登場します。
しかし、本当に自然なラミネートベニアはそのように作られるものではありません。
今回の記事では、実際の製作過程を通じて、
「自然さ」がどこから生まれるのかをお見せします。
今回の患者様は、さまざまな審美的な問題を抱えてご来院されました。
前歯の大きさがまちまちで、側切歯は矮小歯の形をしており、
歯の色は暗く、先端は欠けていました。
このような複合的な問題をラミネートベニア治療で解決するために、当院を訪れました。
最近では、ラミネートベニアを速く簡単に製作するために
CAD/CAMシステムや単純なハンドメイド方式を導入する歯科医院が多くなっています。
しかし、こうした方式はセラミック一種類の材料だけで製作されるため
天然歯特有の色合いや透明感、奥行きを表現するのが難しくなります。
私たちカンナム・ドリーム歯科は、ハンドメイドビルドアップ(Hand-made Build-up)方式を貫いています。
この方式は時間がより多くかかり、丁寧さが求められますが、
その分、天然歯に最も近い仕上がりを作り出します。
🔹 第1段階:診断と設計
患者様の治療前の状態を見ると、
歯の形や色、比率がすべてバランスを欠いていました。
私たちは精密なワックスアップを通じて、歯の比率、歯列弓の調和、
そしてスマイルラインまで細かく分析しました。
🔹 第2段階:ベースとビルドアップ
ラミネートベニアの基礎となるe.maxベースの上に
性質の異なる複数の種類のセラミックを層状に積み重ねるビルドアップの過程を行いました。
それぞれのセラミックがどのような役割を果たすのかを区別するために
色の異なる「絵の具」を混ぜて、実際にその過程を視覚的にお見せすることができました。
この過程を通じて、単一材料(モノリシック)ではなく
多層構造(Layered Ceramic)で製作されているという点を確認することができます。
🔹 第3段階:陶材の焼成とコンツーリング
ビルドアップが終わると、陶器を焼くように高温での焼成過程を経ます。
その次は、ラミネートベニア製作において最も重要な段階の一つである、コンツーリング(Contouring)です。
この過程で歯の曲線、切端、光の反射角度を精密に調整し
自然な形と立体感を表現します。
🔹 第4段階:表面の確認と完成
セラミック表面の細かな形を確認するために
ラミネートベニアの上に銀粉をわずかに振りかけ、反射面を点検します。
この過程は、肉眼では見えない微細な形を把握するための手順であり、
天然歯のような質感と奥行きを完成させます。
🔹 第5段階:セットと7年後
このように完成したラミネートベニアをセットし、
それから7年が経った今でも、透明感と色合いはそのまま維持されています。
光が当たる角度によって自然な反射が生まれ、
歯茎との調和も非常に安定しています。
実際に当院で治療を受けた多くの芸能人の方々が
ラミネートベニアをしたと言われることはありません。
周りの方々は「元々歯がきれいなんだ」と思うのです。
それこそが、カンナム・ドリーム歯科のラミネートベニアの自然さです。
結論
自然なラミネートベニアは、速く作ることはできません。
それは技術ではなく、丁寧さの結晶です。
一種類の材料では決して表現できない自然さ、
それを可能にするのが、まさに
私たちが2006年から狎鴎亭洞(アックジョンドン)で守り続けてきたハンドメイドビルドアップラミネートベニアの哲学です。
💬 Q&A
Q1. ビルドアップラミネートベニアは時間がかかりますか?
A. はい、工場式の方式よりも時間が必要ですが、仕上がりははるかに自然です。
Q2. モノリシック(Monolithic)ラミネートベニアとどのような違いがありますか?
A. モノリシック方式は丈夫ですが、自然な透明感や色の深みを表現するのが難しくなります。
Q3. ラミネートベニアはどのくらい長く使用できますか?
A. 正しい診断・製作・接着の過程を経れば、10年以上維持されます。
この記事は、カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長が診療室で書いた臨床記録で、原文は院長のブログに掲載されたものです。掲載写真は院長が施術した実際の症例です。治療結果は患者様お一人おひとりの状態により異なり、いかなる施術にも個人差や副作用の可能性があります。