ラミネート製作の四つの方法!
こんにちは。
ラミスタ・アカデミーディレクター、ドリーム歯科院長のパク・ジョンウクです。
歯科医師でもあまり知らない
ラミネートについて様々なお話をしていきたいと思います。
今日のテーマはラミネートの製作方法です。
歯科での一般的な補綴物は、ほとんどがクラウンです。
クラウンの製作は最近ではほとんどがジルコニアで行われています。
若い歯科医師の方々はジルコニアを基本として学ばれたと思いますが
おそらくベテランの先生方は、ジルコニアと聞くとまだ新しい材料だと感じられるかもしれません。
ほとんどの歯科治療がジルコニアで行われている時代ではありますが
ラミネートをジルコニアで作るには限界があります。
それはまさに接着力の問題があるためです。
クラウンのような物理的な支持がまったくないラミネートは
歯とラミネートの間の接着力が非常に重要です。
そのため、ラミネートに使用されるセラミックは大きく二つに分かれます。
一つはフェルドスパー、あるいは長石系セラミックと呼ばれる伝統的なセラミックで、
もう一つは、通常商品名でよく知られているe.maxです。成分はlithium disilicateです。
この二つのセラミックは、歯との接着力が非常に強いため、ラミネート製作に主に使用されます。
こうした材料を用いてラミネートを製作する三つの過程を見ていきましょう
1. フェルドスパーラミネート(白金箔ラミネート)
ファーネス(焼成炉)の高温に耐える耐火性モデルを用いて
白金箔の上にフェルドスパーを重ねる方式で製作されるラミネートで、
製作過程が非常に難しく、最も費用のかかる方式です。
時間も非常に長くかかります。
最も自然なラミネートが可能ですが、すべてのケースに適用するのは少し難しい面があります。
どの歯がラミネートなのか見分けがつかないほどに
天然歯の特性をすべて活かすことができる方法です。
2. ワンデー方式
1で紹介した方式と同じ成分のセラミックを使用しますが
製作過程はまったく異なります。
人の手ではなくコンピューターによって製作される方式です。
コンピューターで製作すると、より精密になりそうですが
まだ技術の発展はそこまでには至っていません。
フェルドスパーを主成分としたセラミックブロックを、ミリングマシンで削り出して作られます。
最近ではミリングマシンの発展により、以前よりも精密なラミネートが製作されています。
このように、1枚のラミネートの製作に10~20分程度の時間がかかるため
一日で治療が終わるため、ワンデー方式と呼ばれています。
問題は、仕上がりに天然歯の質感がまったくないということです。
人工的で不自然なラミネートで治療が終わってしまいます。
このような方式を使う歯科医院では、ラミネートではない別の治療だとして
別の名前を付けて宣伝しているケースがよく見られます。
歯科医師でさえこうした広告に惑わされていることが心配です。
残りの二つについては別の投稿で扱います。
ラミスタ・アカデミー、4月講義のポスターです。
この記事は、カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長が診療室で書いた臨床記録で、原文は院長のブログに掲載されたものです。掲載写真は院長が施術した実際の症例です。治療結果は患者様お一人おひとりの状態により異なり、いかなる施術にも個人差や副作用の可能性があります。