コラム 再治療

オールセラミッククラウンの再治療(やり直し)と前歯のラミネートベニア治療

文 · パク・ジョンウク院長(歯科保存科の専門医) 公開

こんにちは。カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長です。

笑顔において歯が果たす審美的な役割は、

いくら強調してもしすぎることはありません。

笑顔の完成を左右するのは、まさに歯です。

歯並びが整い、歯が明るく美しくなければなりません。

歯の形も非常に重要です。

歯の審美修復を行っていると、

非常に不自然で人工的なラミネートベニアやオールセラミッククラウンが

すでに装着されている状態から再治療(やり直し)を行うケースが多くあります。

不自然に見える歯の特徴は、

不透明で、ただ白すぎる場合がほとんどであり、

歯の形にも立体感がまったくなく、

全体的に丸みを帯びてぼんやりしていることです。

オールセラミッククラウンの再治療(やり直し)と前歯のラミネートベニア治療 — 写真1

例えば、上の写真のようなケースです。

歯に立体感がまったくなく、白すぎて不透明なため、

キシリトールガムをずらりと貼り付けたような印象です。

好みは人それぞれですので、

このようなデザインが必ず悪い、間違っているとは考えていませんが、

私が目指す自然な美しさとは大きく異なります。

多くの歯科医院がこのようなラミネートベニアを作る理由は、

製作が非常に簡単だからです。

人の手で作るのではなく、

コンピューターが自動でデザインし、

機械が自動でセラミックブロックを削って作るため、

時間も節約でき、費用も大幅に抑えられます。

オールセラミッククラウンの再治療(やり直し)と前歯のラミネートベニア治療 — 写真2

この患者様の場合は、

すでにオールセラミッククラウンが一本入っていましたが、

歯の形があまりにも不揃いで、

笑ったときに歯がきれいに見えないため、再治療(やり直し)を希望して来院されました。

オールセラミッククラウンの再治療(やり直し)と前歯のラミネートベニア治療 — 写真3

根管治療を受けている歯と、

古いクラウンが入っている歯は、

再治療(やり直し)でクラウンによる治療を行うことにし、

ほかの二本の歯はラミネートベニアで治療することにしました。

ラミネートベニアとオールセラミッククラウンを同時に治療する際、

最も難しい過程は、歯の色を合わせることです。

先ほどお見せしたコンピューターによる方法、つまりワンデー方式では、

すべての歯を不透明に作るため、

歯の色を合わせることは難しくありません。

歯を自然な印象に仕上げるには、

透明感が必要ですが、

ラミネートベニアとオールセラミッククラウンは製作に使う材料そのものが異なるため、

この透明感を生かしながら色を合わせる作業は、非常に難しいものです。

オールセラミッククラウンの再治療(やり直し)と前歯のラミネートベニア治療 — 写真4

オールセラミッククラウンのための歯の切削と、

ラミネートベニアのための歯の切削量の違いが、はっきりと分かります。

オールセラミッククラウンの再治療(やり直し)と前歯のラミネートベニア治療 — 写真5
オールセラミッククラウンの再治療(やり直し)と前歯のラミネートベニア治療 — 写真6

ラミネートベニアは天然歯の色が透けて見えるため、

かなり透明度の高いセラミックを使用し、

歯の色が透けることを見越して製作する必要があります。

一方、クラウンは変色した歯の色を覆う必要があるため、

内側には不透明な材料を用いながら、

その上にさまざまなセラミック層を重ね、

天然歯の色を表現しなければなりません。

オールセラミッククラウンの再治療(やり直し)と前歯のラミネートベニア治療 — 写真7

変色した歯をホワイトニングできる場合はよいのですが、

歯の内側に補強用の支柱が入っている場合は、それができないため、

さまざまなセラミックを適切に活用して、変色が透けないようにする必要があります。

オールセラミッククラウンの再治療(やり直し)と前歯のラミネートベニア治療 — 写真8

ただ白く不透明な印象ではなく、

歯の透明感が感じられ、

歯の部位に応じて多彩な表現が施されていることが分かります。

特にラミネートベニア側は、天然歯の色が透けながら表現されるため、

ワンデー方式では再現できない自然な仕上がりをご覧いただけます。

オールセラミッククラウンの再治療(やり直し)と前歯のラミネートベニア治療 — 写真9
オールセラミッククラウンの再治療(やり直し)と前歯のラミネートベニア治療 — 写真10
オールセラミッククラウンの再治療(やり直し)と前歯のラミネートベニア治療 — 写真11

自然な美しさを追求します。

Since 2006, カンナム・ドリーム歯科

この記事は、カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長が診療室で書いた臨床記録で、原文は院長のブログに掲載されたものです。掲載写真は院長が施術した実際の症例です。治療結果は患者様お一人おひとりの状態により異なり、いかなる施術にも個人差や副作用の可能性があります。

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