コラム 削らないラミネート

清潭洞歯科 ― ノンプレップラミネートベニアで自然に

文 · パク・ジョンウク院長(歯科保存科の専門医) 公開

こんにちは。清潭洞のドリーム歯科院長、パク・ジョンウクです。

私は歯科医師を対象にラミネートベニアについて

年に何度も講義を行っています。

講義が終わると質問応答の時間があります。

その際、毎年どの講義でも出てくる質問の一つが

ノンプレップラミネートベニアが可能かというものです。

歯科医師はそれほど多くいますが

ほとんどの歯科医師はラミネートベニア治療をほとんど行いません。

私が友人たちに会ってみても

半数以上が、歯科医師生活25年の間にラミネートベニアを一度もやったことがないと言ったり

ほとんどは年に一、二症例を手がける程度だと言います。

それだけ専門性が必要であり

腕の良い清潭洞の歯科医院に患者様が多く訪れることになります。

一般的な治療とは異なり

審美というものが最も重要なポイントになるため

技術的な部分も重要ですが

芸術的な部分も非常に重要な治療です。

特にノンプレップラミネートベニアは

ほとんどの歯科医師が経験したことがないと言っても過言ではありません。

そのため清潭洞の歯科医師の間でも

「ノンプレップラミネートベニアは可能なのか?」ということが

質問として出てきます。

清潭洞歯科 ― ノンプレップラミネートベニアで自然に — 写真1

私は講義でノンプレップラミネートベニアの可否について質問を受けると、次のように答えます。

「すべてのケースでノンプレップラミネートベニアが可能なわけではありません。

三つの条件が必要で

まず歯が小さくなければならず

歯並びが良くなければならず

歯がLinguoversion(引っ込み歯)の状態でなければなりません。(出っ張っていてはいけないという意味です)

これに加えて歯と歯の間に隙間がある場合にも可能ですが

ただし歯の色が濃すぎたり虫歯がある場合には難しいことがあります」

ある意味かなり教科書的な話ではあります。

ノンプレップラミネートベニアの特徴を最もよく表す答えでもあります。

まず一つ目の条件からお話しします。

そもそもノンプレップラミネートベニアを行うと

歯は今より必ず大きくなります。

そのため、今現在すでに歯が大きすぎる場合には

ノンプレップラミネートベニア後に審美的に良い結果は望めません。

現在のサイズが平均的なサイズであっても、良い結果は出にくいものです。

そのため歯が小さいケースのほうが、治療後の結果が良くなります。

二つ目に、歯並びが良くなければなりません。

歯並びが悪い状態でノンプレップラミネートベニアを行うと

当然、歯並びが悪い状態のまま治療されてしまいます。

不可能というより、行う意味がなくなってしまいます。

そして最後の条件が、出っ張っていてはいけないというものです。

突出している歯は、ラミネートベニアでは改善が難しいものです。

難しい理由は、歯を多く削らなければならないためですが

ノンプレップで行うと

突出がさらにひどくなる結果になってしまいます。

同様に治療する意味がない状況です。

このように三つの条件は必須であり

それ以外に歯と歯の間に隙間がある場合

状況によってはノンプレップラミネートベニアが可能です。

ただし歯の色が濃すぎる場合

極めて薄いセラミックラミネートベニアでは色をカバーできないことがあるため

ケースによっては治療する意味がないこともあります。

さて、このように様々な条件が合っているケースが、上の写真でお見せしたケースです。

清潭洞歯科 ― ノンプレップラミネートベニアで自然に — 写真2
清潭洞歯科 ― ノンプレップラミネートベニアで自然に — 写真3

歯は非常に小さい状態で

前歯の隣にある側切歯は矮小歯の状態です。

側面から見たとき

歯はすべて引っ込み歯の状態です。

歯並びが良く、歯は小さく、引っ込み歯であるため

ノンプレップラミネートベニアのすべての条件を満たしています。

清潭洞歯科 ― ノンプレップラミネートベニアで自然に — 写真4

ワックスアップ精密診断を行います。

過程は下記のリンクをご参照ください。

清潭洞歯科 ― ノンプレップラミネートベニアで自然に — 写真5

実際に治療を行う前に

仮歯で治療後の様子を予測してみます。

口の中で直接製作され

ワックスで作られた歯の形がそのまま再現されます。

レジンという材料で作られますが

治療後の色合いや透明感は再現できませんが

歯のおおよその形とボリューム感、比率を確認できます。

この過程を通じて

気に入った形を見つけ、サイズと比率を決定したあと

セラミックでラミネートベニアの製作に入ります。

ノンプレップラミネートベニアであるため

麻酔も必要ありません。

清潭洞歯科 ― ノンプレップラミネートベニアで自然に — 写真6
清潭洞歯科 ― ノンプレップラミネートベニアで自然に — 写真7

極めて薄いセラミックで

ラミネートベニアが製作されます。

ノンプレップの場合、多くのケースで

天然歯の感じをきちんと再現できないものですが

私どもが行うノンプレップラミネートベニアは

天然歯の感じをよく生かします

清潭洞歯科 ― ノンプレップラミネートベニアで自然に — 写真8
清潭洞歯科 ― ノンプレップラミネートベニアで自然に — 写真9
清潭洞歯科 ― ノンプレップラミネートベニアで自然に — 写真10

現在歯が小さい状態のため

歯のサイズを十分に大きくします。

歯のシミもすべて隠れて

歯は非常に明るくなります。

先ほどお伝えしたとおり

歯の形や色合い、透明感まで

天然歯の姿をすべて盛り込みながら

明るく美しい歯に生まれ変わります。

清潭洞歯科 ― ノンプレップラミネートベニアで自然に — 写真11

ラミネートベニアの接着過程は非常に重要です。

きちんとした手順と方法を用いる必要があり

すべての過程で相当な集中力が必要です。

清潭洞歯科 ― ノンプレップラミネートベニアで自然に — 写真12

治療が仕上がりました。

この写真だけを見ると

実に美しい天然歯です。

ノンプレップラミネートベニアで

このように歯の多様な美しさを表現することは

非常に難しいことです。

歯の切削を一切行わずに

自然で美しい歯へと治療が仕上がりました。

清潭洞歯科 ― ノンプレップラミネートベニアで自然に — 写真13
清潭洞歯科 ― ノンプレップラミネートベニアで自然に — 写真14

自然な美しさ

Since 2006, 清潭洞のドリーム歯科

この記事は、カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長が診療室で書いた臨床記録で、原文は院長のブログに掲載されたものです。掲載写真は院長が施術した実際の症例です。治療結果は患者様お一人おひとりの状態により異なり、いかなる施術にも個人差や副作用の可能性があります。

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