コラム 歯並びの乱れ

大きく突出した前歯のラミネートベニア

文 · パク・ジョンウク院長(歯科保存科の専門医) 公開

こんにちは。カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長です。

歯の審美的な観点は、いくつかの要素に分かれます。

まず、歯科大学で歯の形態学と呼ばれる分野があり、

歯そのものの解剖学的な形について扱います。

形が天然歯の範囲内に収まっている必要があり、

自然な形と立体感を備えていなければなりません。

ラインアングルと呼ばれる、辺縁部分の表現がうまくなされている必要があります。

歯の色もまた、歯の美しさを語るうえで欠かせない要素です。

一般的に、明るい歯の色を希望される方が多くいらっしゃいます。

明るく澄んでいながらも、透明感が生きている必要があります。

このように歯一本一本の審美性もありますが、

複数の歯が集まって美しく見える必要があるため、

歯と歯の調和が良くなければなりません。

まず、歯の大きさの比率が良くなければなりません。

前歯と隣の歯との比率が適切であってこそ、美しく見えるようになります。

歯の並びもまた重要です。

出っ張りすぎている場合も、内側に入り込んだ叢生の場合も、どちらも問題があります。

ラミネートベニアによって、こうしたさまざまな問題を解決することが、

歯の成形治療の目標となります。

大きく突出した前歯のラミネートベニア — 写真1

前歯がかなり大きく、前方に突出している状態です。

前歯の大きさが平均的な比率に比べて非常に大きいため、

前歯は小さくし、その隣にある側切歯は大きくする必要があります。

こうした歯と歯の比率を調整しながら、歯並びも整える必要がある状態です。

歯一本一本の形も良くありません。

歯の色も暗い状態です。

大きく突出した前歯のラミネートベニア — 写真2
大きく突出した前歯のラミネートベニア — 写真3

歯の比率から先端のラインまで、

改善すべき点が非常に多くあります。

このような治療を行う前に重要なのは、

徹底した治療前の計画です。

現在の状態の分析と、

治療のために削るべき歯の量を精密に分析し、

治療結果の予測まで行う必要があります

このような過程をワックスアップ精密診断といいます。

この過程を含め、当院、カンナム・ドリーム歯科の

ラミネートベニアの特徴については、下記のリンクをご参照ください。

大きく突出した前歯のラミネートベニア — 写真4

前歯のラミネートベニア治療が完了しました。

歯の比率は大幅に改善され、

歯の形も色も、どちらも美しくなりました。

歯に自然でさまざまな表現を施しました。

大きく突出した前歯のラミネートベニア — 写真5

ラミネートベニアをさらに拡大して見ると、

歯先の自然な透明層が確認でき、

歯の部位ごとに、天然歯と同じさまざまな表現が施されていることが確認できます。

歯の形態にも自然な立体感が生きているのが分かり、

歯先のラインもまた、

若々しく美しい歯がうまく表現されています。

非常に薄いセラミックにこれほど多様な表現を込めるのは、

非常に難しい作業であり、ラミネートベニアを自然に見せるための

不可欠な部分だといえます。

大きく突出した前歯のラミネートベニア — 写真6

ラミネートベニアの歯の表面の質感もまた、

天然歯のように表現されています。

ラミネートベニア治療を行う際、

歯を人工的で不自然に仕上げてしまうケースが多いのですが、

そうしたラミネートベニアは、製作が簡単で早いためです。

このように自然でさまざまな表現を施すことは、

時間がかかり、難易度の高い作業です。

大きく突出した前歯のラミネートベニア — 写真7
大きく突出した前歯のラミネートベニア — 写真8
大きく突出した前歯のラミネートベニア — 写真9
大きく突出した前歯のラミネートベニア — 写真10

ラミネートベニアをさまざまな角度から見ても、

自然な歯の表現がしっかりとなされていることが確認できます。

歯一本一本に込められたさまざまな表現、

歯同士の比率と調和、

唇や顔とのバランスまで、

うまく表現されています。

大きく突出した前歯のラミネートベニア — 写真11

自然な美しさ

Since 2006, カンナム・ドリーム歯科

この記事は、カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長が診療室で書いた臨床記録で、原文は院長のブログに掲載されたものです。掲載写真は院長が施術した実際の症例です。治療結果は患者様お一人おひとりの状態により異なり、いかなる施術にも個人差や副作用の可能性があります。

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