コラム 再治療

オールセラミッククラウンの再治療とラミネートベニア治療を同時に行うケース

文 · パク・ジョンウク院長(歯科保存科の専門医) 公開

こんにちは。カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長です。

前歯の審美治療、つまりオールセラミッククラウンやラミネートベニア治療は、

寿命が非常に長ければよいのですが、

一般的には平均で7-10年程度の寿命とされています。

ケースによって異なるため、平均値にはあまり大きな意味がないともいえます。

長くお使いになる方は20年使うこともありますが、

使用期間が短い方、特に歯ぎしりがある方や、

前歯で硬くて噛み切りにくい食べ物をよく召し上がる方は、

1-2年以内に割れて来院されることもあります。

一定期間以上使用したからといって、必ず再治療が必要になるわけではありません。

外れたり割れたりしていなければ、

そのまま使い続けますが、

審美的な問題が生じてやり直すケースはかなり多くあります。

オールセラミッククラウンの再治療とラミネートベニア治療を同時に行うケース — 写真1

長期間使用した前歯のオールセラミッククラウンです。

歯茎の形が変化したため、

暗く変色した歯根部分が露出して見えるようになり、

審美的な問題が生じています。

このような場合は再治療が必要です。

根管治療を受けた歯は、時間の経過とともに

変色します。

このように変色した部分が露出すると、

クラウン自体に問題がなくても、

審美的な問題が生じるため、再治療が必要になります。

この症例では、オールセラミッククラウンだけでなく、

ほかの歯の形にも問題があったため、

複数の歯を一度に治療することにしました。

特に歯の表面が、

酸による侵食によって

凹凸になっており、レジンで治療されていましたが、

審美的に望ましくない結果となっていました。

オールセラミッククラウンの再治療とラミネートベニア治療を同時に行うケース — 写真2

現在の歯の比率を測定し、この比率をどのように改善するか検討します。

オールセラミッククラウンの再治療とラミネートベニア治療を同時に行うケース — 写真3
オールセラミッククラウンの再治療とラミネートベニア治療を同時に行うケース — 写真4

どの歯をどの程度削るか、あらかじめ計画を立てます。

ここで重要なのは、

この切削量について、必ず患者さんと相談することです。

カンナム・ドリーム歯科のすべてのラミネートベニア治療では、歯をどの程度削るかを

事前に患者さんと確認してから進めます。

そして、現在の比率をどのように修正するかについて、

ワックスで歯の形を作ってみることで、

仕上がりまで事前に確認します。

オールセラミッククラウンの再治療と、

そのほか5本の前歯へのラミネートベニア治療を行いました。

オールセラミッククラウンの再治療とラミネートベニア治療を同時に行うケース — 写真5

歯の色や形、さらに歯並びまで、

いずれも大きく改善していることが分かります。

ここで重要なのは、

オールセラミッククラウン、特に歯の変色が強い症例で、

ラミネートベニアの色と合わせることです。

ラミネートベニアに使用するセラミックと、

オールセラミッククラウンに使用するセラミックは種類が異なるため、

細かなニュアンスまで、

互いに調和するよう、色と透明感、そして質感まで合わせる必要があります。

この点が、このような再治療で最も難しい部分といえます。

オールセラミッククラウンの再治療とラミネートベニア治療を同時に行うケース — 写真6
オールセラミッククラウンの再治療とラミネートベニア治療を同時に行うケース — 写真7
オールセラミッククラウンの再治療とラミネートベニア治療を同時に行うケース — 写真8

歯の健康を守りながら、

美しい歯へと生まれ変わりました。

Since 2006, カンナム・ドリーム歯科

この記事は、カンナム・ドリーム歯科のパク・ジョンウク院長が診療室で書いた臨床記録で、原文は院長のブログに掲載されたものです。掲載写真は院長が施術した実際の症例です。治療結果は患者様お一人おひとりの状態により異なり、いかなる施術にも個人差や副作用の可能性があります。

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